ソニーは、ドイツで発表したウォークマンの新製品「NW-ZX100」を、日本でも10月10日より発売すると発表しました。店頭予想価格は67,000円前後です。
「NW-ZX100」では音楽再生専用機器としての性能が重視されており、従来モデルの「NW-ZX1」や最上位モデルの「NW-ZX2」で採用されているAndroid OSではなく、組み込み系のOSが採用されました。この変更によって本体は小型化し、バッテリー駆動時間も伸びて最大約45時間のハイレゾ音源再生が可能になりました。
一方でWi-Fi機能は削除され、動画再生や写真アプリなどの機能もなくなりました。またタッチ操作に非対応となり、ディスプレイ下のBACK、OPTIONボタンと操作パッドを使って操作します。
microSDカードには対応しています。また新たな機能としてデジタルノイズキャンセル機能を搭載。別売りの「MDR-NW750N」を使うことで、ハイレゾ再生とノイズキャンセリングの両立が可能となっています。
Androidを搭載したウォークマンは2011年に”次世代ウォークマン”として「Z1000」シリーズが発売。2012年には小型の「F800シリーズ」が登場しましたが、いずれもすでに生産が終了されています。今後Android搭載ウォークマンが発売されることはもうないのでしょうか。
情報元:ソニー