Acerが9月2日(現地時間)にAndroidを搭載したゲーム向けタブレット「Predator 8」を正式発表しています。また同シリーズのスマートフォン版となる「Predator 6」も紹介しています。
Predator 8
「Predator 8」はAcerのゲーミングデバイスシリーズ「Predator」のひとつとしてリリースされるAndroidタブレットです。すでに4月に一度発表されていましたが、今回詳細な製品情報とともに改めて発表された形です。
ディスプレイは8インチFHD(1920×1080)のIPS液晶を搭載。NTSC比100%による優れた色再現性と、ゼロエアギャップIPSによるクリアな映像を実現しています。また指先や鉛筆、先の細いスタイラスペンなどでも認識する高精度タッチパネルを採用しています。
アルミ素材が使われた本体は8.7mm、350gと薄くて軽く、背面に備わったグリップパッドによって端末をしっかりとホールドすることができます。また「TacSense」と呼ばれる触角フィードバック(振動)機能を備えており、ゲームのリアリティーを高めています。さらに前面の四隅には「Predator Quadio」と呼ばれるメッシュデザインで個性的な4つのスピーカーを搭載。バーチャルサラウンドによりゲームへの高い没入感を実現しています。
プロセッサーは最新世代のIntel Atom x7プロセッサーを採用。加えてWi-Fi IEEE802.11a/b/g/n 2×2 MIMOのサポートにより高速処理と高速データ通信を可能にしています。OSバージョンはAndroid5.1 Lollipop。
「Predator 8」はまずはEMEA地域と中国で10月に発売されます。その後11月に北米でも発売されます。価格は米国価格で299.99ドルです。
Predator 6
「Predator」シリーズのスマートフォンが初披露されました。一部のスペックも明かされ、MediaTekの10コアCPUを内蔵する「Helio X20」や、4GB RAM、2,100万画素カメラなどを搭載するハイスペックモデルになることが判明しています。本体は「Predator 8」と共通のデザインとなっており、スピーカーシステム「Predator Quadio」も備わっています。
発売時期、価格は発表されていません。