サムスンは8月13日、大型のディスプレイを搭載したAndroidスマートフォンの新製品「Galaxy S6 edge+」および「Galaxy Note5」を発表しました。グローバル市場において8月より順次発売します。
どちらも大型・高精細な5.7インチQuad HD Super AMOLEDディスプレイを搭載し、より優れたマルチメディア体験を可能にしたモデルです。
ハードウェア的に同じプラットフォームで開発されており、最大2.1GHzのクアッドコアCPUや大容量の4GB RAM、高速な32/64GB UFS2.0ストレージ、光学手ブレ補正に対応した1600万画素カメラなどを搭載しています。また、バッテリーは容量が3,000mAhで、WPC/PMA両規格のワイヤレス充電に対応。有線と無線の両方で高速な充電が可能となっています。
通信は下り最大450MbpsのLTEカテゴリー9に対応したモデルと、下り最大300MpbsのLTEカテゴリー6に対応したモデルが用意され、投入市場により最適な方が選択されます。
スペック
Galaxy S6 edge+ | Galaxy Note5 | |
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OS | Android 5.1 (Lollipop) | |
ネットワーク | LTE Cat.9 / LTE Cat.6(市場やキャリアにより異なる) | |
サイズ | 154.4 x 75.8 x 6.9mm, 153g | 153.2 x 76.1 x 7.6mm, 171g |
プロセッサ | クアッドコア(2.1GHzクアッドコア+1.5GHzクアッドコア)、64ビット、14nmプロセス | |
メモリー | 4GB RAM(LPDDR4)、32/64GB(UFS 2.0) | |
ディスプレイ | 5.7インチQuad HD Super AMOLED 2560×1440ピクセル(518ppi) デュアルエッジスクリーン |
5.7インチQuad HD Super AMOLED 2560×1440ピクセル(518ppi) |
カメラ | 背面1600万画素 OIS (F1.9)、前面500万画素 (F1.9) | |
バッテリー | 3000mAh、有線&無線急速充電(WPC/PMA) | |
決済機能 | NFC、MST | |
通信機能 | WiFi 802.11 a/b/g/n/ac MIMO(2×2)、Bluetooth v 4.2 LE、ANT+、USB 2.0、NFC、Location | |
センサー | 加速度、近接、RGB光、地磁気、ジャイロ、指紋、電子コンパス、心拍、磁気 |
Galaxy S6 edge+
Galaxy S6 edgeを、より優れたマルチメディア体験を提供するために強化したモデルです。
ディスプレイの左右両端が湾曲した「デュアルエッジスクリーン」を継承しつつ、ディスプレイが5.7インチに大型化。メモリーやバッテリーなども強化されています。
使い勝手の面では、エッジ部分によく連絡する相手を表示させる「ピープルエッジ」が強化され、連絡先の他に好みのアプリも登録可能になりました。
Galaxy Note5
サムスンが2011年から展開してきたファブレットシリーズ「Galaxy Note」の最新モデルです。前モデルのGalaxy Note4と同じ5.7インチQuad HD Super AMOLEDを搭載。OSは最新のAndroid5.1を搭載し、プロセッサ、メモリー、カメラ、ネットワークなど全てが1段階強化されました。
従来モデルと同様にSペンは本体内部に収納可能ですが、今作ではワンクリックでペンが飛び出す仕様になり、取り出しが容易になりました。またディスプレイがスリープ状態の時にペンを取り出すと、連動してメモが起動する機能も新たに追加されています。
Keyboard Cover
物理キーボードを備えたGalaxy S6 edge+とGalaxy Note5用のケース「Keyboard Cover」もあわせて発表されました。装着すると、まるでBlackBerryのように物理キーボードを使った入力や操作が可能となります。装着時にはディスプレイ表示も最適化されます。
Bluetooth接続による入力ではなく、静電を発生させて特定のキーがタッチされた時と同じ状態を作り出すことで実現しています。
情報元:サムスン