Motorolaは現地時間7月28日、Androidスマートフォンの次期モデルとして「Moto G」、「Moto X Play」、「Moto X Style」の3機種を発表しています。「Moto G」はいくつかの国ですでに販売を開始しており、「Moto X Play」と「Moto X Style」は来月より順次発売します。日本での発売は不明です。
Moto G
「Moto G」は低価格と手堅いスペックを特徴とするシリーズで、今作で3世代目となります。シリーズで初めて防水(IPX7)に対応し、さらに前面パネルに傷や衝撃に強いゴリラガラスを採用したことで、水没や落下といったアクシデントを心配することなく、日常でより気軽に使用できるようになりました。
主なスペックは、Android5.1.1、5インチHD(1280×720)ディスプレイ、1.4GHzクアッドコアCPU(Snapdragon 410)、1GB RAM+8GB内蔵ストレージまたは2GB RAM+16GB、背面1,300万画素 / 前面500万画素カメラ、2,470mAhバッテリーなど。バッテリーは最大で1日もつとされています。
60以上の国で発売する予定で、北米、中南米、欧州、アジアではすでに販売が開始されています。米国での価格は179.99ドル(約22,000円)です。
Moto X Play
第3世代目となる「Moto X」シリーズは、今作より「Moto X Play」と「Moto X Style」という趣向の異なる2モデルに分岐しました。
「Moto X Play」はよりタフな仕様となっており、最大48時間のバッテリー持ちと、筐体の撥水デザインを特徴としています。
主なスペックは、Android5.1.1、5.5インチFHD(1920×1080)ディスプレイ、1.7GHzオクタコアCPU(Snapdragon 615)、2GB RAM、16 / 32GB内蔵ストレージ、背面2,100万画素 / 前面500万画素カメラ、3,630mAhバッテリーなど。
発売時期は8月で、まずは欧州、中南米、カナダで発売されます。
Moto X Style
「Moto X Style」は5.7インチWQHDの大型・高精細ディスプレイを搭載したハイエンドモデルです。米国では「Moto X Pure Edition」という名称で発売されます。
主なスペックは、Android5.1.1、1.8GHzヘキサコアCPU(Snapdragon 808)、3GB RAM、16GB/32GB/64GB内蔵ストレージ、背面2,100万画素 / 前面500万画素カメラ、3,000mAhバッテリーなど。バッテリーは15分で10分間分の充電ができる「TurboPower」に対応しています。
カメラはXperiaでもまだ採用されていないソニーの最新イメージセンサー「IMX230」を搭載しており、動きの速い被写体へのフォーカス追従性に優れた像面位相差AFに対応しています。またデュアルLEDフラッシュや、4K動画撮影、120fpsのスロー撮影、4K対応のビデオHDR撮影などにも対応しています。
発売時期は9月で、欧州、中南米、北米で発売します。今年後半には中国とインドを含むアジアへ展開する計画です。
情報元:Motorola