Googleは、Googleカルチュラルインスティテュートに新たに日本の美術館7館が加わり、486点が新たにアートプロジェクトで閲覧できるようになったと発表しました。また、日本にGoogleカルチュラルインスティテュートのモバイルアプリが登場したことをお知らせしています。
Googleカルチュラルインスティテュートは、Googleが美術館などのパートナーから集めた美術品をストーリーとともに展示するバーチャル博物館です。
この度、新たに日本の美術館7館が加わり、伊藤若冲作「樹花鳥獣図屏風」(静岡県立美術館蔵)をはじめとする486点の作品がアートプロジェクトで閲覧できるようになりました。たとえば70億画素のギガピクセルで撮影した「樹花鳥獣図屏風」は、肉眼では見られない細かい筆のタッチまで詳細に見ることができるといいます。
スマートフォンやタブレットなど、Android搭載端末で閲覧できるGoogleカルチュラルインスティテュートのモバイルアプリも登場しました。美術館やギャラリーのための無料ツールGoogle Open Galleryを使って各美術館が作成したアプリで、パワフルな拡大機能により、ギガピクセルで撮影された作品を作品の説明とともにモバイル端末で閲覧することができます。
国立西洋美術館や広島平和記念資料館を始めとする8館のアプリがリリースされました。
モバイルアプリで展示が見られる美術館(全8館)