KDDIは4月6日、キャリアアグリゲーションを活用した受信時最大225Mbpsの高速データ通信サービスを、今夏を目処に全国の一部のエリアから順次提供開始すると発表しました。また、対応スマートフォンも順次発売すると発表しました。
キャリアアグリゲーションはLTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」の技術のひとつで、複数の周波数帯で同時にLTEのデータ通信を行うことで、高速な通信を可能とします。
対応スマートフォンは、最大225Mbpsの「au 4G LTE」と、UQコミュニケーションズが提供する最大220Mbpsの「WiMAX 2+」の両方のネットワークに対応したものが用意されます。KDDIはこれを「ダブルCA対応スマホ」と呼んでいます。2つのネットワークの中から環境に応じて快適なネットワークへ自動的に接続され、より快適に高速データ通信を楽しめるようになるとしています。
キャリアアグリゲーションを活用した高速データ通信サービスとしては、NTTドコモが受信時最大225MbpsのLTE-Advancedを先月より提供開始しています。ただし今のところ対応機器はモバイルWi-Fiルータのみとなっており、スマートフォンは今夏発売される見込みです。
情報元:KDDI