ソニーは3月16日、Android搭載ウォークマン「NW-ZX2」の一部個体において、本体ストレージ容量と内部ストレージ容量の設定値が製品仕様と異なっていることが判明したとして、該当品を無償で修理すると発表しました。
対象は、ウォークマン「NW-ZX2」の製造番号が「5000001~5002483 」に該当する個体です。型番は本体裏面、製造番号は本体底面の表記から確認できます。
ストレージの容量は、音楽などのコンテンツが使用する「本体ストレージ容量」と、Androidアプリが使用する「内部ストレージ容量」の2つの領域に分かれています。今回この2つの領域の容量について、仕様上の値と、実際の値との間に相違があることが判りました。具体的には、本体ストレージ容量は仕様上の値が113GBに対し、実際の値は114GB。内部ストレージ容量は仕様の値が1.97GBに対し、実際の値は0.98GBになっているとのことです。
ストレージの総量には相違はありませんが、このように内部ストレージの設定値が少ないと、Androidアプリを多くインストールしたり容量の大きいアプリをインストールした場合に容量不足になることがあり、使い方次第では支障をきたすことがあります。各機能の動作に影響を与えることはありません。
内部ストレージ容量は、本体設定のの項目から確認することができます。
無償対応期間は約1年後の2016年3月31日までです。ウェブ、または電話(0120-607-809/無料)にて修理を申し込みできます。
なお、修理作業に伴い端末を出荷時の状態に戻すため、端末内の全てのデータは消去されます。データは修理に出す前にパソコン等へバックアップを取るようにと案内しています。
情報元:Sony