昨日、日本通信とVAIO(株)が発表したAndroidスマートフォン「VAIO Phone」は、台湾QuantaによるODM製品であることがわかりました。
Engadget日本の実機インプレによると、ハードウェア仕様を表示するアプリ「CPU-Z」で確認したところ、Manufacturer(製造者)の項目には「Quanta」と記載されていたそうです。
Quantaは台湾の大手ODMで、パソコンやスマートフォン等の受託生産をしています。VAIO Phoneは、日本通信がこのQuantaに設計と製造を委託して出来上がったものと考えて間違いなさそうです。
さて、実はこのVAIO Phone、先月パナソニックが台湾市場向けに発表したAndroidスマートフォン「ELUGA U2」と、外観からスペックまでほぼ全てが酷似しているのです。スマートフォンのODM生産は別段珍しいことではないのですが、VAIO PhoneはVAIOブランドを冠し、VAIO監修のスタイリッシュなデザインを”売り”にしているだけに、今回の焼き増ししたような製品では格好がつかいない気もします。
ちなみに、ELUGA U2は現地価格で7990台湾ドル(約3万円)なのに対し、VAIO Phoneは約5万円と、かなり割高となっています。
情報元:Engadget日本
ディスプレイ解像度はELUGA U2の方が上ですよ。
私もはじめそう思ったのですが、どうやらeluga u2の解像度は1280*720でVAIO Phoneと同じのようなのです。これはベンチマークや海外の実機レビューに基づいた情報なので間違いないと、知人に教えてもらいました。
台湾の販売サイトではフルHDディスプレイと表記されているようです。
コメントありがとうございます。恐らくそのページの表記は誤植です。youtubeのレビュー動画などをみても、製品パッケージにHD1280*720と書かれていますから、こちらの方が信憑性は高いでしょう。また、海外の情報サイトをいくつかみてみてもHDと記載しているサイトの方が僅かに多そうです。しかし紛らわしいですよね。