米Mozillaは3月2日、スペイン・バルセロナで開催中のMWC2015において、KDDI、LG U+、Telefónica、Verizon Wireless と共に、新しいカテゴリのFirefox OS携帯を開発すると発表しています。
通話やメールといった基本機能はもちろん、LTEやVoLTE、アプリやコンテンツ、地図、音楽プレーヤー、カメラといったスマートフォンの先進的機能をサポート。これらを折りたたみ型や、スライド型、ストレート型などのさまざまな形状をしたFirefox OS搭載端末として、2016年に提供することを目指すとしています。
KDDIは昨年12月、世界初の4G LTE対応Firefox OSスマートフォン「Fx0」を発売しています。今回、具体的にどのような端末を開発することになるのかは今のところ不明ですが、KDDI商品統括本部長 執行役員 山本泰英氏はケータイWatchの取材に対し、先月発売したAndroid搭載フィーチャーフォン「AQUOS K」のFirefox OS版のようなものを開発する可能性も十分あると答えています。
Androidよりもさらに自由度の高いOSなだけに、既存の形にとらわれない新しいスタイルの端末の登場に期待したいです。