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Samsung、メタル&ガラス採用で高級感が増したGALAXY Sシリーズ新モデル「GALAXY S6」「GALAXY S6 Edge」を発表

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Samsungは現地時間3月1日、同社Androidスマートフォンの新フラグシップとなる「GALAXY S6」および「GALAXY S6 Edge」を発表しました。世界各国で4月10日に発売します。日本ではNTTドコモとKDDIの2社が取り扱う予定です。

GALAXY Sシリーズの第6世代目となるモデルです。今作では本体デザインが大幅に刷新され、側面にメタル、背面にフラットなガラスを使用することで高級感や質感が向上しています。また、カメラ機能の向上、ワイヤレス充電機能の標準搭載、よりパワフルなプロセッサの搭載、独自のモバイル決済機能Samsung Payへの対応などが行われています。

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ディスプレイは5.1インチQuad HD(2560×1440 / 577ppi)のSuper AMOLEDを採用。前作GALAXY S5とサイズは同じですが、解像度がFHD(1920×1080)から向上しています。さらにディスプレイ左右両端が湾曲した「GALAXY S6 Edge」もバリエーションに追加されました。”Dual Edge”と呼ばれ、販売中のGALAXY Note Edgeと同じように、湾曲した部分に通知のテロップを流したり、よく使う連絡先のアイコンを表示したりできます。またSamsungによれば、湾曲ディスプレイによって映像への没入感も高まるとのことです。

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カメラはOIS光学式手ぶれ補正に対応した1,600万画素背面カメラと、500万画素フロントカメラを搭載します。前面カメラは解像度が大幅に向上。前後両方ともF1.9の明るいレンズを採用し、HDR撮影にも対応することで、暗所でも明るい写真・動画を撮ることが可能となっています。

機能面では、同日発表された独自のモバイル決済機能「Samsung Pay」に対応。NFCによる決済に加え、従来のクレジットカードリーダーに磁気情報をワイヤレスで送信して決済するMST方式(Magnetic Secure Transmission)にも対応することで、決済可能な店舗が大幅に拡大しました。このほか、タッチ式の指紋センサーや、WPC(Qi)およびPMA認定のワイヤレス充電機能、超省電力モードなどの機能を搭載しています。一方で、これまで対応してきたmicroSDカードと、前作より対応していた防水・防塵機能は今作では省かれています。

主なスペックは以下のとおりです。OSはAndroid5.0 Lollipopを採用。プロセッサは14nm FinFETプロセス技術を採用する初のモバイルSoC「Exynos 7 Octa」を搭載。より高速なLPDDR4 DRAM、UFS2.0や、最大300MpbsのLTE Cat.6に対応し、よりパワフルに動作し、かつ省電力にも大きく貢献しています。

  • 本体サイズ:143.4×70.5×6.8mm(S6)、142.1×70.1×7.0mm(S6 Edge)
  • 重さ:138g(S6)、132g(S6 Edge)
  • ディスプレイ:5.1インチQuad HD(2560×1440 / 577ppi) Super AMOLED
  • OS:Android5.0 Lollipop
  • CPU:Exynos 7 Octa(2.1GHzクアッドコア+1.5GHzクアッドコア)
  • RAM:3GB LPDDR4
  • ROM:32/64/128GB UFS2.0
  • 外部メモリー:非対応
  • カメラ:1,600万画素背面カメラ、500万画素前面カメラ
  • 通信機能:WiFi802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)、Bluetooth4.1、NFC、IR Remote
  • センサー:加速度、照度、ジャイロスコープ、近接、コンパス、気圧計、指紋、ホール、HRM
  • バッテリー容量:2,550mAh(S6)、2,600mAh(S6 Edge)
  • カラー:White Pearl、Black Sapphire、Gold Platinum、Blue Topaz(S6のみ)、Green Emerald(S6 Edgeのみ)

情報元:Samsung