ブルームバーグは2月13日、ドコモが既存事業に加えてMVNOとして通信サービスを提供することを検討していると報じています。財務担当の常務執行役員、佐藤啓孝氏がブルームバーグとのインタビューで明らかにしたといいます。
ドコモはMNOとして移動体回線網をMVNOへ貸し出していますが、今回の報道によるとドコモ自身がMVNOになり、第2ブランドとして格安料金で通信サービスを提供することを検討しているというのです。
佐藤氏はMVNOを開始することについて「いろいろなことはスタディーしている」と説明。決めるには市場規模や採算性などを考慮する必要があると話し、参入時期など具体的なことは未定と述べたということです。また、MNVOとMNOとしてのドコモは「相互補完的な関係にあるといえる」と話したということです。
大手3社ではKDDIが昨年12月、子会社のKDDIバリューイネイブラーを通じてMVNOサービス「UQ mobile」を開始しています。
情報元:bloomberg