NTT東西は1月22日、光回線を卸(おろし)提供する「光コラボレーションモデル」を2月1日より開始すると発表しています。
光コラボレーションモデルは、NTT東西が通信事業者などに光回線を提供し、各事業者がその回線を使って自社ブランドのサービスを販売可能にするものです。提供開始に伴い、現在フレッツ光およびひかり電話を利用中のユーザーが「光コラボレーションモデル」を利用したサービス提供事業者のサービスに移行する際は、「転用」手続き等により利用環境を変更することなく移行できるようにするとしています。
光コラボレーションモデルを使ったサービスはISP数社が2月初旬から開始する見通しです。NTTドコモも「ドコモ光」の予約受付を開始し、提供は2月下旬以降になるとみられています。
「ドコモ光」はNTTドコモがNTT東西から光回線を借り受けて提供するFTTHサービス。携帯電話と固定のインターネット回線をセットで割安に販売(ドコモ光パック)し、セット販売で先行するKDDIなどに対向する考えです。なお、ソフトバンクも同様のサービスを提供する予定。