NVIDIAはゲーマー向けのAndroidタブレット「SHIELDタブレット」を明後日10月10日に発売します。全国量販店等で購入できます。価格は4万円前後。専用コントローラーをセットにしたものもラインアップされます。
7月に海外で発表されたNVIDIA製Androidタブレットの新製品です。ゲーマー向けの「NVIDIA SHIELD」シリーズに属し、最新プロセッサ「Tegra K1」によるハイパフォーマンスと、低遅延の専用コントローラーが用意されているのが特徴です。
多くのAndroidのゲームに対応し、SHIELDタブレット向けに改良されたタイトルも複数用意されます。有名どころでは「Half-Life 2」や「Portal」、「Trine 2」など。また「NVIDIA GameStream」に対応しており、PCにリモートアクセスしてPCゲームをSHIELDタブレットでストリーミングプレイできます。このほか、映像をテレビに出力して楽しめるモードや、ゲームの自動録画機能が搭載されています。
専用の「SHIELDワイヤレスコントローラー」は、カスタムWi-Fi Directソリューションを採用したBluetoothコントローラーで、一般的なワイヤレスコントローラーと比較して低遅延で操作できるのが特徴です。
コントローラー本体にヘッドフォンジャックとマイクが内蔵されており、ヘッドフォンをつなげばボイスチャットができます。また、Androidのホーム/戻るボタンやボリュームボタンを備えるほか、音声で命令するボイスコマンドや、音声検索機能も搭載しているので、コントローラーのみで多くの操作ができるようになっています。
SHIELDタブレットの主なスペックは以下のとおり。今回発売されるものはWi-Fiモデルであり、北米で販売されているLTE対応モデルの販売は「検討中」とのこと(「ケータイWatch」の記事から引用)。ビデオ再生は4K Ultra-HDに対応し、本体前面にステレオスピーカーを内蔵します。製品に同梱のスタイラスペンは本体に収納することができます。
スペック
- 本体サイズ:221×126×9.2mm
- 重さ:390g
- ディスプレイ:8インチWUXGA(1,920×1,200ドット)IPS液晶
- OS:Android4.4
- CPU:2.2GHzクアッドコア(NVIDIA Tegra K1)
- RAM:2GB
- ROM:16GB(LTE対応モデルは32GB)
- カメラ:背面500万画素、前面500万画素
- 無線LAN:IEEE 802.11b/g/n(2×2 MIMO、5GHz対応)
- Bluetooth:4.0 LE
- センサー:ジャイロ、加速度、電子コンパス、GPS/GLONASS
- 外部インターフェース:Mini HDMI、Micro USB、microSDカードスロット
- バッテリー容量:19.75Wh
- その他:DirectStylus 2を同梱
情報元:NVIDIA