総務省が携帯電話会社大手に対し、SIMロックの解除を来年度にも義務付ける方針を正式に決定したと、国内のいくつかのメディアが報じています。
SankeiBizの記事によれば、本日7月14日に行われた有識者検討会にて、総務省が先月末に示した案が承認された。SIMロック解除の義務化のほか、契約から一定期間内であれば無条件で解約できるクーリンクオフ制度の導入についても正式に決定したということです。
SIMロック解除の義務化については、端末を変えることなくSIMカードを差し替えるだけで簡単にキャリアを変更できるようになり、格安通信サービスの活用などにより低価格運用が容易になる一方で、現在長期契約を前提に行われている端末価格の大幅な割引きが停止する可能性があり、これによる端末価格の高騰、販売台数の減少、ひいては高性能端末を強みにしているメーカーやゲームなどのアプリベンダーへの打撃などが懸念されています。
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情報元:SankeiBiz