本日5月21日発売のソニー製Androidスマートフォン「Xperia Z2 SO-03F」を入手しましたので早速開封してみました。
化粧箱は前作Xperia Z1 SO-01Fと同じ真四角で薄型のもの。
同梱品も同じで、Xperia Z2本体、マグネット式卓上ホルダ、卓上ホルダ交換用アタッチメント、テレビ・モバキャスアンテナ、それに冊子類です。ACアダプタやUSBケーブルは付属していないので、持っていなければ別途購入する必要があります。新発売の「ACアダプタ05」を使用すれば、1時間で1,800mAh以上充電できる「急速充電2」が利用できます。
Xperia Z2の前面です。ぱっと見はXperia Z1とほぼ同じですが、上下にスピーカーが付いていたり、通知LEDが大型化していたりします。ベゼルも狭くなりました。
こちらがスピーカーと通知LED。
もうひとつのスピーカーです。
背面もほとんど変わりありませんが、赤外線通信機能が省かれたため赤外線ポートがありません。また、背面上部にあったセカンドマイクは上側面に移動しています。
フレーム部は引き続きアルミが使われていていますが、カラーリングがZ1から変更されています。中央がシルバーになったことで、よりメタルの質感が強調されました。Xperia ZからZ1、そしてZ2と、外観が段々と派手になり、中身が強化されたことがイメージできるのは良いと思う反面、やや大人げないデザインになってしまったかなという感想。個人的にはもう少しXperiaらしい、靭やかさのあるデザインだと嬉しかったです。もちろん十分格好良いのですがね。
デザイン以外では、Z1ではSIMカードスロットがあった場所がmicroSDカードスロットに変更されています。電源、ボリューム、カメラボタンはそのままです。
microSDカードスロットはトレイ式になりました。microSDカードスロットは従来どおりの押し込んで着脱するタイプでした。トレイに見えたものは、シリアルナンバーやメーカー型番、FCC ID、CEマーキングなどが記載されたプレートでした。
左側面には卓上ホルダ用端子とmicroUSB端子、SIMカードスロットがあります。角にはストラップホールも用意されています。
microUSB端子とSIMカードスロットは1枚のカバーで収められています。使用頻度の低いSIMカードスロットが充電する度に露わになるのはちょっと気持ち悪い気もしますが、USB端子周りがガバっと開くので、端子挿入時にカバーがチョロチョロして邪魔にならないのは良いと思いました。
上側面にはオーディオジャックとセカンドマイクがあります。オーディオジャックはキャップレス防水です。
下側面の中央にある3つの穴は、左側2つが空気穴で、右1つが送話口です。空気穴は「端末内の余分な空気を抜くためのもの」とマニュアルには書かれています。熱で膨張した空気を抜くのでしょうか。
初代Xperia Zとの大きさ比較です。左がZ2で右がZ。縦にずいぶんと大きくなったことがわかります。横幅も若干増しています。ただ、Xperia Zからひと回り大きくなったことによる携帯性や操作性の違いはほとんど感じませんでした。逆にZ2では側面に丸みが持たされているので、持った時の印象はZよりもソフトです。重さはZ1から軽量化されています。
こちらは付属の卓上ホルダです。
裏面にはシリコン(?)が張り付いていて、卓上でズレることを防止しています。
microUSB端子があり、ACアダプタとつなぐことでスマートフォン本体の電池を充電します。なお、パソコンと接続しても充電やデータ転送はできません。
セットするとこのようになります。マグネット式になっており、押し込まなくてもカチッと定位置に固定されます。
幅の異なる交換用のアタッチメントが付属しており、保護フィルムやケースを装着するなどして厚みが増しても、ある程度は対応できるようになっています。
メモリーの具体はこんな感じ。流石にRAMが3GBもあると余裕ですね。
端末情報です。OSバージョンはAndroid4.4.2。ビルド番号は17.1.B.0.318。起動するとメディアアプリの更新が来ていました。
最後にプリインストールアプリ一覧を貼っておきます。
(2014.05.21修正)
microSDカードスロットに関する記述を修正しました。