Googleは4月1日、同社が提供している日本語入力システム「Google日本語入力」に、マジックハンドバージョンを追加するかもしれないと発表しました。発売日、および価格について、市場調査の結果を踏まえて判断するとしています。
スマートフォン版Google日本語入力をより快適にするために開発されたデバイスです。「指紋で画面が汚れてしまう」、「手袋をしていると反応が悪い」といった、画面を指でタッチすることに伴う様々な障害からユーザーを開放すると紹介されています。
マジックハンドの前にタブレットを置けば自動的にキー位置を認識。マジックハンドは操作スティック、ボタン、アーム、台で構成されており、スティックとボタンを操作してアーム部を動かし、画面上のキーボードに対しフリック操作を行います。
先端のハンドの交換でさまざまなカスタマイズも可能。左利きの人のための「左手バージョン」のほか、「親指バージョン」、「小指バージョン」、「猫の手」、「孫の手」、さらに「奥の手」も近日発表予定となっています。また、USBなど手元のUSB機器とも接続できます。さらに、首に巻き付けて携帯するネクタイ型のモバイル版の開発も行われています。
サイズはアーム収納時で横100mm×縦390mm×奥行180mm。アーム展開時の長さは580mm。重さは800g。バッテリー駆動時間は最長17時間。インターフェースはUSB 2.0(タイプ A)× 2、Bluetooth、無線LAN(IEEE802.11n/g/b)、IrDA。電源アダプター、モバイルデバイス用スタンド、キャリーバッグ、クイック指示ガイド、保証書が付属します。本体カラーは青、赤、黄、緑の4色が用意されています。
追記:Googleによるエイプリルフールネタですね。2010年に「Google 日本語入力ドラムセットバージョン」、2012年に「Google 日本語入力モールスバージョン」、2013年に「Google 日本語入力パタパタバージョン」がネタ発表されています。
情報元:Google