GalaxyシリーズにはサムスンオリジナルUIである「TouchWiz」が搭載されています。先代Galaxy SにはTouchWiz3.0が搭載されていますが、後継機であるGalaxy S IIにはさらに進化したTouchWiz4.0が搭載されています。
海外メディアブログのPocketnowにて「TouchWiz4.0ツアー」という紹介ムービーが掲載されていましたので、その中の何シーンかをピックアップして紹介したいと思います。
ちなみに動画は記事の最後に掲載してあります。約18分と、少し長いです。
ロック画面です。Android2.2.1にバージョンアップされたGalaxy S（SC-02B）でも可能ですが、ロック画面とホーム画面にそれぞれ違う壁紙を設定できます。ロック解除の仕方はGalaxy Sと同じで、上下左右どの方向へスライドさせても解除できます。
ホーム画面の基本的な構成は同じで、4行×4列のパネルと4つのアイコンを配置できるドックで成り立っています。通知バーをスライドして出てくるクイックセッティングも健在です。（右の画像）
ホーム画面は最大で7枚。分かり難いですが、ページ番号の部分を指でスライドしていくことで、ページをシームレスに遷移させることができます（左の画像）。Galaxy Sでもできますが、ホーム画面上でピンチインするとプレビューが表示され、プレビュー上でページの追加・削除・並び替えができます。
ホーム画面を長タップして出てくるメニューは、画面下部に表示されます。その際、画面上部にはホーム画面の縮図が表示されています（左の画像）。右の画像は追加するウィジェットを選択しているシーンです。これまでは縦に並んでいましたが、TouchWiz4では横向きに並んでいます。
画面下に並んだウィジェット一覧から追加したいウィジェットを選択し、画面上のホーム画面縮図へドロップします。これまではウィジェットを追加する際に一回一回メニューを開き直す必要がありましたが、TouchWiz4では連続して配置していくことが可能です。Honeycomb（Android3.0）と同じようなインターフェースですね。
一度配置したウィジェットは、ホーム画面上でサイズを変更することができます（右の画像）。ここでもいちいちメニューを開き直す必要がなくなり、ユーザーエクスペリエンスが格段に向上しています。
Galaxy S IIではジェスチャーによる操作もできます。「パン」と呼ばれる操作は、スクリーンを何処か一点タップしたまま端末を傾けることでページを遷移させたりする操作方法です。左の画像はパンを使ってウィジェットを他のページへ移動させるシーンです。右の画像は、「チルト」と呼ばれる操作を使って画像を拡大・縮小させているシーンです。スクリーン上の任意の2点をタップしたまま端末を前後に傾ける動作です。
この他にも、スクリーンを机や床に伏せて置くことで着信を保留にしたりする「ターンオーバー」と呼ばれる操作や、端末の側面を軽く2買い叩いてボイストークを開始したりする「ダブルタッチ」という操作があります。
タスクマネージャーも健在です。起動中のアプリを終了させたり、メモリー管理をしたりできます。利用可能なRAMは580MB/833MBと表示されています。ドキドキワクワクです。
ドロワーは一見変化がない様子。しかし編集モードに入ると一変します。この画面上でドックのアプリを変更したり、フォルダを作成したりすることが出来るようになっています。
最後は標準のメーラーです。横画面にすると2カラムになり、メール一覧と本文を別のペインで見ることができます。
以上ですが、これだけでもかなり使いやすくなっているような印象を受けます。特にウィジェットの追加の仕方や標準メーラーのUIがHoneycomb（Andorid3.0）に習って作られているようで、先進的な感じがして私は好きです。
もう日本でも海外ショップから輸入して使っている方がたくさんいらっしゃるようですが、私も早くこの手で触って試してみたいです。恐らくその願いは5月16日の夏モデル発表会直後に叶うことだと思います。前回同様、スマートフォンラウンジで先行提示されればの話ですが。
題材にした動画
そういえばこのTouchWiz4.0ですが、Galaxy Sでも試せるようです。ただしrootの取得が前提ですし、動作も不安定だということです。私はGalaxy Sを常用している身ですのでチャレンジしていません。導入する場合はあくまで自己責任でどうぞ。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1050666
情報元：Pocketnow
