MediaTekが64ビット対応のモバイル向け新プロセッサ「MT6752」と「MT6732」を発表しています。
「MT6752」は64ビットに対応したオクタコアプロセッサです。2.0GHzのCortex-A53 CPUを8基、GPUはMali-T760を搭載しています。また、下り最大150Mbpsカテゴリ4のFDD/TDD LTEモデムを内蔵しています。このほか、H.265/H.264動画を低消費電力で再生する機能や、1080p 30fpsのH.264動画の撮影機能、1,600万画素カメライメージプロセッサなどを備えています。
MediaTekはこのプロセッサでハイパフォーマンスなミドルレンジスマートフォンを手頃な価格で実現できるとしています。今年の第4四半期より量産されます。
「MT6732」は1.5GHzのCortex-A53 CPUを4基搭載した64ビット対応クアッドコアプロセッサ。Mali-T760 GPU、カテゴリ4のFDD/TDD LTEモデム、1,300万画素カメライメージプロセッサを搭載。同じくH.265/H.264動画を低消費電力で再生する機能や、1080p 30fpsのH.264動画の撮影機能を搭載します。また、デュアルバンド無線LAN、Miracast、Bluetooth4.0をサポートします。
こちらもミドルレンジスマートフォン向けです。量産は今年第3四半期から。年末までに搭載デバイスが登場する見込みです。