Sonyがスペインバルセロナで開催中のMWCにて、ウェアラブル端末「Lifelog Camera」をコンセプト展示しているそうです。
Sonyはスマートフォンと組みわせて日常の活動を記録する「スマートウェア商品群」を展開しており、3月にその第1弾となるリストバンド型の「SmartBand SWR10」を発売する予定です。
この「スマートウェア商品」の中核をなすのが各種センサーを内蔵した「Core」と呼ばれる小型端末。これを組み込む土台が形を変えることで、例えば今回のようなリストバンド型など、さまざまなシーンや環境に適したウェアラブル端末が作れるという考えです。
Engadgetによると、今回展示された「Lifelog Camera」はこうしたCoreの機能にカメラを搭載したものなのだそうです。具体的な使い方は不明ですが、Engadgetでは「周期的に自動撮影をするツール」と予想しています。つまりカメラを身につけておいて自動的に写真を撮り溜めることで、日常を断片的に記録して楽しむようなものになるのではないか、ということです。SonyはこのLifelog Cameraをコンセプトで終わらせるつもりはなく、商品化に向かう考えだということです。
Sonyはもうひとつ、「SmartEyeglass」のコンセプト動画を公開しています。「Google Glass」のような透過型のメガネ型端末で、これ自体に各種センサーやカメラ、マイク、Bluetooth、Wi-Fi機能が組み込まれており、ARによるナビゲーションや、情報の表示を行います。
今回公開された動画には、SmartEyeglassのプロトタイプと、これを使った空港でのナビゲーションシーンが収められています。
情報元:Engadget