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背面に電子ペーパーを搭載したAndroidスマートフォン「YotaPhone」の後継モデルが登場、スペック大幅強化

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ロシアのYota Devicesは現地時間2月24日、スペイン・バルセロナにおいて、本体背面に電子ペーパーディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「Next Generation YotaPhone」を発表しました。欧州、中東、アフリカ、ロシアで今年の第4四半期に発売され、その後3~4ヶ月後に米国やアジア各国でも発売します。欧州での価格は499ユーロ(約70,000円)。

同社は昨年12月、片面がAndroidスマートフォンで、もう片面がE-Ink電子ペーパーの「Yota Phone」という端末を発売しています。利用するコンテンツに応じてディスプレイを切り替えることができ、例えば電子書籍などは電子ペーパー側で表示することで、より快適な読書と長時間動作が可能になるといった利点があります。

今回発表されたものはその後継機にあたり、大幅にスペックが強化されています。メインとなるディスプレイは4.3インチHD(1280×720ドット)液晶から5.0インチFHD(1920×1080ドット)の有機ELに。背面側の電子ペーパーは4.3インチHVGAW(640×360ドット)から4.7インチQHD(960×540ドット)に進化しました。また、電子ペーパー側はこれまでタッチ機能はありませんでしたが、新モデルではフルタッチ式になり、一般的なスマートフォンと同じように操作できるようになりました。

基本性能も向上し、プロセッサはSnapdragon800 2.3GHzクアッドコア、OSはAndroid4.4 KitKatを採用。通信は下り最大150MbpsのLTEに対応します。

本体サイズは144×69.5×8.9mm。重さは140g。大きさも重さも、一般的な5インチスマートフォンと同程度に収まっています。

情報元:Yota Devices