Samsungが日本時間2月25日朝に発表した「GALAXY S5」には、2.1GHzのオクタコアCPUを搭載したモデルも存在することが判明しました。同社公式ブログ「Samsung Tomorrow」で公開された、歴代GALAXY Sのスペックの移り変わりを表すインフォグラフィックにそのことが書かれています。
GALAXY S5のプロセッサの項目をみると、「2.5GHzクアッドコア」と書かれているその下に「2.1GHzオクタコア」と併記されています。これはGALAXY S5には本日発表されたクアッドコアCPU搭載モデルのほかに、オクタコアCPU搭載モデルも用意されることを意味しています。
いくつかの海外メディアによれば、このプロセッサはサムスンのモバイルプロセッサ「Exynos」の2.1GHzオクタコアバージョンである可能性があるということです。
サムスンがスマートフォンの同一モデルに異なる複数のプロセッサを搭載することは別段珍しいことではありません。GALAXY S3にしてもGALAXY S4にしても、実際に市場に応じて異なるプロセッサを搭載して発売しています。しかしならが、いつもならバリエーションが複数あることをプレスリリースで公開するところ、今回は敢えてその情報を伏せていたことになります。このことに、一体どのような思惑が隠されているのでしょうか。
消費者の混乱を招くから?2モデルで発売時期が大きく開くから?それとも時間差攻撃で販売台数を伸ばす作戦?―― いろいろな妄想が頭を回ります。
ちなみにこのインフォグラフィックにはメモリー容量が記載されていないので、オクタコアCPU搭載モデルでは3GBのRAMが搭載される可能性も残されています。
情報元:Samsung Tomorrow(画像は現在削除されている)