ソニーモバイルコミュニケーションズのモニターで借りている「Xperia Z Ultra」のレビュー記事です。
Xperia Z Ultraをこの1ヶ月間試用してきて、大画面の良さは存分に堪能できたわけですが、逆に使いにくいと感じたシーンも少なからずありました。本投稿では、その”使いにくいと感じたシーン”をいくつか紹介したいと思います。
Xperia Z Ultraのイベント・レビュー記事
使いにくいと感じたシーン
スポーツ
まず感じたのは、「ポケットに入れたまま体を動かすようなシーン」では使いにくさが顕著でした。たとえばジョギング。いつものようにRuntasticを起動しながらポケットに入れて走ってみたのですが、まあ走りにくかったです。重いので振動で上下に大きく揺れますし、ポケットから飛び出てしまわないかと気が気ではありませんでした。シェイプアップにスマートフォンを活用できないのはかなり残念なことだと思いました。
通話
次に「通話」です。ボディーの大きさからくる見た目の問題もありますが、一番厄介だったのは耳にあてた時、スピーカー(受話口)の位置と耳の位置が瞬時に合わないことです。本体の横幅に対してスピーカーのサイズが小さいため、無意識に耳にあてただけではうまく出会ってくれません。位置が合わないと相手の声が聞こえないので手探りで修正するわけですが、この動作を毎回させられることがストレスに感じました。
また、できれば電話くらいは片手1本で電話に出たり、かけたりできるのが理想ですが、やはりサイズの問題で片手だけでは難儀に感じました。「SBH52 Bluetoothハンドセット」があればいくらか改善されるのかもしれません。
人が密集している場所での利用
電車やバス、待合室など、人が密集しているところでの利用は、プライバシー保護の観点からあまり気持ちよく使用できないというのが本音です。タブレットならウェブの閲覧や読書、ゲームなど、見られてもそれほど気になるコンテンツはありませんが、スマートフォンとして使っていると電話帳やメール、SMS、時には銀行の口座情報まで閲覧することもあるので、どうしても人の目がきになります。Xperia Z Ultraは画面が大きく視野角も広く、おまけにルックスも良いので、他の機種よりも他人に覗き見られる心配は大きくなります。
寝室での利用
私は妻や子供が寝ているそばでスマートフォンを弄ることがあります。5インチのスマートフォンを使っている時には一度も指摘されたことはありませんでしたが、Xperia Z Ultraを使い始めてから急に「まぶしい」と怒られるようになりました。画面が大きいと周囲に広がる光の範囲が広くなるようです。また、「表示が切り替わると目をつぶっていても分かる」というようなことも言われ、気兼ねなく”寝スマホ”することができなくなってしまいました。
スワイプ操作
A地点からB地点まで指をスライドさせる操作では、画面が大きいためにより大きく指や手を動かさなければなりません。ページをめくったり、ゲームでキャラクターを移動させるときなどです。素早く、それも頻繁に操作することが求められるシーンでは、大画面だとちょっと大変だったりします。
スリープ解除
スリープを解除するには電源ボタンを押さなければならないわけですが、本体が大きいので何度も本体を持ち上げて電源ボタンを押すのは案外骨が折れます。画面が大きいと1画面に表示される情報量が多くなり、全ての情報を取得し終えるにはより多くの時間がかかります。読み物系のコンテンツを利用しているとき、最後まで読み終わる前に画面が消灯してしまうことがしばしばありました。このようにスリープ解除を繰り返ししなくても済むように、自動的にスリープになる時間を長く設定するなどの対策が不可欠だと感じました。
Xperia Z Ultraサロン
http://www.sony.jp/tablet/Z_ultra_salon/
Xperia Z Ultra SOL24 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/au/sol24/
Xperia(TM) Z Ultra | Xperia(TM) Tablet | ソニー
http://www.sony.jp/tablet/products/Z_ultra/
SBH52は、Stereo Bluetooth Handsetです。Bluetoothヘッドセットではなく、Bluetoothハンドセットです。
ありがとうございます!修正しました。