カヤックは1月31日、スマートフォン向けゲームアプリに実況録画機能を実装するミドルウェア「Lobi REC SDK」の配布を開始しました。Lobiのディベロッパー向けサイトにて、法人・個人向けに無料で提供しています。対応OSはiOS5.1以上/iPhone4s、iPad3 以上推奨。開発環境はUnity、Cocos2d、Cocos2d-x。
「Lobi REC SDK」を導入すれば、アプリ開発者は自前のゲームアプリにプレイ中のゲーム画面を録画する機能と、さらにプレイしながら実況ができる機能を実装することができます。録画したプレイ動画はFacebook、Twitter、LobiなどのSNSへのシェアが可能。プレイ動画の再生画面から自ゲームアプリのApp Storeページへ遷移する機能も備えるため、動画閲覧者を自ゲームへ誘導し、販促にもつなげることもできます。
録画機能では動画のリプレイ確認が可能。録画するタイミングは開発者の任意で設定ができます。また、「ネタバレ防止機能」を備え、ボス戦などプレイヤー以外に見せたくないゲームシーンでは、開発者の任意のタイミングで撮影動画をぼかした状態での録画作成が可能です。実況機能では、フロントカメラを使わない音声実況のみの実装も可能。このほか、 動画編集機能やマネタイズ機能なども今後追加される予定となっています。
「Lobi REC SDK」は現時点ではiOSでのみ利用が可能ですが、Androidなど他プラットフォームへの展開も期待できそうです。
情報元:カヤック