Xperia Z1の後継機種について、現時点で出回っている情報を集めて整理してみました。
コードネーム
「Sirius」というコードネームで開発されているそうです。
メーカー型番
「D6503」、あるいは「D6603」となるようです。どちらも存在する型番であることが確認されています。スペックはほぼ同じで、市場に応じてどちらかのモデルが投入されるというような関係になるのではないかと予想されています。
製品名
通称ではXperia Z1の後継としての意味合いも込めて「Xperia Z2」と呼ばれていますが、これと決まったわけではありません。ただ、過去にソニーモバイルの田嶋氏が次期フラグシップ機種にも「Z」を使うとコメントしているので、「ゼットなんちゃら」になる可能性は高いと言えます。
スペック
- ディスプレイ:5.2インチ FHD(1920×1080) 液晶
- OS:Android4.4
または Android4.3 - CPU:2.3GHzクアッドコア(Qualcomm Snapdragon800 – MSM8974AB)
- RAM:3GB
- ストレージ:
32GB16GB - カメラ:2,070万画素(4Kビデオ撮影、スローモーションビデオ撮影「Timeshift Video」に対応)
- 通信方式:LTE/W-CDMA/GSM方式
スペックについてはディスプレイは5.0インチだとかカメラが2,700万画素だとかいろいろ言われていますが、私の個人的な推測や希望も含めてこのようにまとめてみました。ディスプレイが5.2インチへと僅かに大型化するほか、メモリーが3GBになり、さらなる動作の安定性が期待できます。
プロセッサはQualcommの「MSM8974AB」というチップが採用される可能性が高いと見られています。日本の冬春モデルの多くで採用された「MSM8974」よりもCPUやGPUの周波数が僅かに高く、若干の性能アップが見込めるものとなっています。
※新たな情報が流出したため、スペックの一部に加筆・修正しました。(2014.01.21)
本体デザイン
「D6503」の本体を収めた写真が流出しています。Xperia Z1世代から大きな変化はないようですが、ベゼル(ディスプレイ周りの枠)が狭くなり、スピーカーの形状が異なるなど、若干の変化がみられます。
UI
「Sirius」ではUIが一部刷新されるようだと伝えられています。使い勝手が大きく変わりそうなのは「Quick setting」でしょうか。流出した写真からは、通知バーからアクセスできるQuick settingのUIが既存のものとは大きく異なっていることを確認できます。
通知エリアと設定エリアをタブで切り替えることができ、それぞれが領域を最大限使えるようになる反面、Quick settingにアクセスするのにさらにワンタップ必要となってしまい、煩わしく感じてしまうという懸念もあります。
発売時期
2月末に開催されるMWC2014で発表される可能性が高いと見られています。発売は4~6月が濃厚。日本でも世界最速レベルで発売されるものと思われます。
扱うキャリア
ドコモが「SO-03F」という型番で発売すると見られています。すでにそれと思われる端末(PM-0741-BV)が総務省の技適を通過しています。
auからは出ないのか
ソニーモバイルの未発表端末として、「Sirius」のほかに「Canopus」というコードネームの端末の存在が噂されています。ディスプレイが5.0インチである他は、どうやら「Sirius」と似通ったスペックになる模様。これがauから同時期に発売されると予想されています。
実際に「Canopus」と見られる端末(PM-0750-BV)が総務省の技適を通過しており、CDMA2000/LTEのほか、UQコミュニケーションズが展開している「WiMAX2+」にも対応することが判明しています。