Tizen

ドコモ、「Tizen OS」搭載スマホの発売を延期、市場環境の変化を鑑みて

Tizen

Tizen

ドコモは1月16日、2013年度内の導入を目指していたTizen OS搭載スマートフォンについて、導入を当面見送ると発表しました。ただし、引き続きTizen Associationのメンバーとして、Tizen OSの普及に向けて取り組んでいくとしています。

見送った理由について、「モバイル市場を取り巻く環境の変化に鑑みた結果」としています。Tizenは、AppleのiOS、GoogleのAndroidに対抗する“第3のモバイルOS”として注目されているモバイル向けプラットフォームで、2月にも海外で初の搭載端末が発表される可能性が高いという報道もされていました。

ドコモも当初は2013年度内の発売を計画していましたが、結局延期されることになりました。Sankei.Bizの報道によれば、OSと端末の完成度の低さを指摘する声もあるが、裏にはドコモの経営事情が絡んでいるらしい。スマホの販売計画に対しiPhoneの在庫不足が長引いたうえ、Androidスマホの冬春モデルも軒並み在庫を抱えた状況で、「新しい”お荷物”は抱えられない」というのが本音だろうとしています。

情報元:NTTドコモ