米コダックが現地時間1月8日、米国でレンズ型カメラ「PIXPRO SMART LENS」を発表しています。2014年春に発売されます。
昨年ソニーが発売した「DSC-QX10/QX100」に近い製品です。レンズ型のカメラ本体にはファインダーやモニターがなく、Wi-Fi接続したスマートフォンの画面をファインダー代わりに撮影を行います。高性能なイメージセンサーやレンズなどを搭載しているので、スマートフォンを使ってより高画質な撮影が行えるのが魅力。対応プラットフォームはAndroidとiOS。NFCによるワンタッチ接続にも対応しています。
ラインアップは「SL10」と「SL25」の2機種。いずれも1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。「SL10」は光学10倍ズーム、1080pビデオ撮影、28~280mm広角レンズ、光学手ブレ補正(OIS)を搭載します。「SL25」はより高性能で、25倍光学ズームと24mm超広角レンズを搭載します。価格は「SL10」が199ドル、「SL25」が299ドル。ソニーの「DSC-QX10/QX100」より圧倒的に安いですね。
なお、デジカメWatchの取材によると、この2機種の他に、28mm相当からの5倍ズームレンズ搭載で、鏡胴先端部にストロボを内蔵した「SL5」もラインナップされるそうです。ソニーの「DSC-QX10/QX100」にはストロボがなく、スマートフォンのフラッシュライトも使うことができないので、ストロボ内蔵は強みに成り得ます。