Galaxy S II、Xperia arc、Optimus Blackの外観比較がEngadgetで行われていたので取り上げてみます。
Xperia arcはNTTドコモから既にSO-01Cとして発売されています。Galaxy S IIはご存知のとおり、2011年夏モデルとしてドコモから登場予定だとされています。最後のOptimus Blackですが、これをベースに開発されたOptimus Bright(L-07C)という端末が同じくドコモの2011年夏モデルとして登場する予定です。
スペックはだいぶ違います。中でもGalaxy S IIは1.2GHzデュアルコアCPUを搭載するなど他の2機種とは別格です。Xperia arcとOptimus Brightは内部的にはほぼ同じスペックと思って良いと思います。ディスプレイサイズはXperia arcが4.2インチ、Optimus Brightが4インチ、Galaxy S IIが4.3インチとなっています。
逆に外観の寸法は似通っていて、いずれも「薄さ」と「軽さ」を強調した作りになっています。今回の比較ではこの点がテーマにされています。Xperia arcが125×63×10.9mm(118g)、Optimus Brightが122×64×9.5mm(109g)、Galaxy S IIが125×66×8.9mm(120g)と、こんなあんばいです。
冒頭の写真を見ると、Galaxy S IIの大きさが際立って見えます。特に横幅はかなり長く見えます。横66mmという寸法は、実は国内キャリアから販売されたモデルの中でもDesire HDの68mmに次ぐ値です。Regza PhoneやLYNX 3Dなど国内メーカー製端末では大体62~63mm程度です。
今度は厚さを見てみます。寸法上はXperia arcが一番厚いことになりますが、中央付近の最薄部が8.7mmであることやアーチ状のラインがシャープさを演出していて最も薄く見えます。次いでGalaxy S IIが薄く見えます。Optimus Black(Bright)は背面の形状がフラットで、均一の厚みであることが分かります。
端末上面です。側面から見た図と違い、Xperia arcが最も厚く見えます。Galaxy S IIの薄さが目立ちます。
底面からみると、今度はGalaxy S IIが一番厚く見えます。寸法の9.8mmは最薄部の値で、実は背面下部に特有の膨らみが存在するのでこのようになります。Optimus Black(Bright)が一番薄く見えます。
机の上に並べたところです。均一に薄いOptimus Black(Bright)が全体的な薄さでは勝っているようです。
最後は背面のフォルムと質感がわかる写真です。Optimus Black(Bright)は優しいラウンドフォルムになっていて、よりコンパクトで薄く見えるような演出がされています。片手での操作も比較的容易ではないかと思います。質感はマットでさらさらとしたイメージを受けます。Galaxy S IIはGalaxy Sと同じような質感ですね。テカテカしたプラスチック感丸出しのあの感じです。個人的には安っぽくて嫌いです。
情報元:Engadget