ソニーが”かつら型”の情報端末の研究を進めているそうです。
「スマートウィッグ」と呼ばれる頭部に装着することを想定した情報端末。ソニー子会社のソニーコンピュータサイエンス研究所が開発し、すでに欧米で特許出願もしています。
各種センサーやバイブ、GPSなどを備え、例えばもみあげ部分に触れることでスライドをめくったり、バイブで進むべき方向をナビしたり、体温など生体情報を収集してセルフケアに役立てるなどの機能が検討されています。スマホなどの機器との連携も当然可能。かつらがズレていないか確認する機能もあります。
記事冒頭の画像は開発段階のものなので露骨ですが、製品版はもっと目立たない外観になるはず。ちなみに、額に付いているのはレーザーポインターです。これでプレゼンされたら笑ってしまいますよね。
最近では時計型やメガネ型など、身につけて使ういわゆる”ウェアラブル端末”の可能性が模索されていますが、これくらい土返しした発想でなければ真に実用性のある製品は生まれないのかもしれません。
情報元:日刊工業新聞