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Qualcomm、新型のモバイル向けプロセッサ「Snapdragon 805」を発表、来年前半に搭載デバイスが登場

Qualcomm Snapdragon

Qualcommが今月20日に新型のモバイル向けプロセッサ「Snapdragon 805」を発表しています。

これまでSnapdragonはハイエンド向けにSnapdragon 600とSnapdragon 800がラインアップされており、国内では今年の冬・春モデルでSnapdragon 800を搭載した機種が多く登場しました。

現行最上位となるSnapdragon 800は、CPUコアに最大2.3GHz動作が可能な「Krait 400」のクアッドコア構成を採用していますが、今回発表されたSnapdragon 805はコア数は同じ4コアながら、最大周波数が2.5GHzに向上し、さらにメモリ帯域幅が25.6GB/secと2倍に広帯域化した「Krait 450」を採用します。

また、GPUもSnapdragon 800では「Adreno 330」を搭載していますが、Snapdragon 805では後継の「Adreno 420」を搭載し、グラフィック性能が40%向上したほか、Ultra HD(4K)画像の再生などが可能になっています。

Snapdragon 805は現在サンプル出荷中であり、2014年上半期に搭載デバイスが登場する見込み。日本では夏モデル以降で採用されることになりそうです。

情報元:QualcommTech-On