米モトローラは現地時間11月13日、Androidスマートフォンの新製品「Moto G」を発表しました。今週中にブラジルと欧州の一部で発売されます。その後、数週間以内に中南米、欧州、カナダ、そして一部のアジアでも発売します。今のところ日本での発売については言及されていません。
モトローラは今年8月、同社のフラグシップ機として「Moto X」を発表していますが、今回の「Moto G」はこれの廉価版となります。外観はとてもよく似ていますがミドルレンジ製品向けプロセッサであるSnapdragon 400(1.2GHzクアッドコアCPU)や4.5インチHDディスプレイを搭載するなどスペックが抑えられており、SIMフリー&キャリア契約なしの8GBモデルで179ドル(18,000円弱)という非常に安価な価格設定がされています。(16GBモデルは199ドル)
筐体サイズは129.9×65.9×6.0-11.6mm、重さは143g。2000通りの外観バリエーションが用意されているMoto Xほどではありませんが、背面カバーを差し替えるなどして外観のカスタマイズが可能で、開閉で画面ON/OFFができる手帳型ケース「Flip Shells」や、側面のみを保護する「Grip Shells」などが豊富なカラーラインアップで用意されています。
このほかの主なスペックは、オートHDR撮影やスローモーションビデオ撮影などに対応した500万画素メインカメラ/130万画素サブカメラ、ビルトイン式の2,070mAhバッテリー(バッテリー駆動時間は最長24時間)、1GB RAM、8GB/16GB内蔵ストレージ(Google Drive容量50GBも2年間使える)、Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n、Bluetoote4.0など。LTEには非対応。
OSはAndroid4.3を搭載しますが、来年初頭にAndroid4.4 KitKatへのバージョンアップが予定されています。
スペシャルサイト:Moto G by Motorola – A Google Company
情報元:Motorola