Nexus 5を用い、Android4.4(KitKat)でロック画面がどのように変化したのかを検証してみました。
デフォルトのロック方法は「スライド」で、従来通り鍵マークをスライドしてロックを解除します。
ロック方法に変化はみられません。スライド、フェイスアンロック、パターン、PIN、パスワードから選択できます。(パスワード入力フォーム右端にキーボードアイコンが表示されるようになり、入力方法の変更が可能になりました。)
ロック画面を左にスライドすると画面右端からカメラ画面が出現し、カメラを直接起動できます。これは従来通り。
次に右にスライドしようとしてみましたが、なんとスライドできません。Android4.2~4.3では画面左端からロック画面ウィジェットを表示することができましたが、KitKatではデフォルト状態ではロック画面ウィジェットが無効化されています。セキュリティを考慮した変更でしょう。
ロック画面ウィジェットを使うには、本体設定のセキュリティ項目の中にある「ウィジェットの有効化」にチェックを入れます。
すると今度は右へのスライドが可能となり、ウィジェットを追加することができるようになりました。
以上です。ロック画面ウィジェットは人によっては全く使わない機能なので、セキュリティーの面からみても有効/無効を選択できるようになったのは良いことなのではないでしょうか。個人的にはEvernoteやGoogle Keepなどのメモ系アプリのウィジェットをロック画面に表示させておくのが好きです。
※追記:
大事なことを忘れていました。Android4.4 KitKatのロック画面では、本体で音楽再生中、アルバムアートが画面全体に表示されるようになりました。一時停止や曲送り/曲戻しもできます。
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