Android版Firefox 26のベータ版がリリースされました。Google Playストアからインストールやアップデートができます。
このバージョンでは新規タブを作成した際などに表示される「about:home」の画面が刷新されてます。これまでは1ページに項目が縦に並んでいましたが、更新後は項目ごとページが用意され、左右にスライドすることでページを行き来できます。項目は、トップサイト(よく見るサイト)、ブックマーク、リーディングリスト、履歴の4つが用意されています。
このほかの更新として、パスワードマネージャがスクリプトで作られたパスワードフィールドに対応したり、アドレスバーが非表示の時にページの一部が表示されない場合があった不具合の解消、NVIDIAのいくつかの端末におけるパフォーマンス向上などが行われています。
更新内容は以下のとおりです。
- about:home の画面が更新され、よく見るサイトのサムネイルが表示されるようになりました。またタブをピン留めできるようになりました。
- パスワードマネージャがスクリプトによって作られたパスワードフィールドに対応しました。
- Nvidia のいくつかの端末の性能が向上しました。
- 複数の CSP ポリシーに対応しました。これによりスペックにある enforce ポリシーと report-only ポリシーを利用できるようになりました。
- appcache 利用時の通知がされないようになりました。
- CSS の image orientation 属性をサポートしました。
- IndexedDB が気軽に使えるようになりました。利用時に通知を行う必要がなくなりました。またデータは一時的なストレージエリア中のプールに保存され、LRU に従って転送されるようになりました。
- 画像単体の表示時に、JPEG 画像に含まれる EXIF 情報を利用して縦横を決めるようになりました。 (Bug 298619)
- 表示されない画像をデコードしないようになったため、表示速度が向上しました。 (Bug 847223)
- アドレスバーが非表示の場合、ページの一部が表示されない場合があった不具合を修正しました。 (Bug 928977)
- position:fixed の描画に関する問題を修正しました。 (Bug 923969)
情報元:Mozilla