ジャパンディスプレイは10月24日、次世代の高解像度スマートフォン向けの液晶パネルを開発したと発表しました。
開発されたのは、5.4インチと6.2インチのWQHD(1440×2560ピクセル)TFT液晶モジュール。5.4インチ版は世界最高水準の精細度543ppiを有しており、繊細で奥行き感がある映像を楽しむことが可能になるとしています。
色再現域は70%、視野角は上下/左右160度以上、コントラスト比は5.4インチ版が1500 : 1、6.2インチ版が1000 : 1。モジュールの厚さは5.4インチ版が1.12mm、6.2インチ版が1.65mm。額縁寸法はともに上下/左右1.0mm。低温ポリシリコン技術により、高透過率、低消費電力、薄型、狭額縁を実現しています。
次の世代のスマートフォンは挟額縁化が進み筐体の横幅を維持しつつ、より大画面の5.4インチが主流になるのかもしれません。
これら製品は10月23日からパシフィコ横浜で開催中の「FPD International 2013」に出展されています。
情報元:ジャパンディスプレイ