ドコモから10月下旬発売予定の「GALAXY J SC-02F」について、写真と動画を撮影してきましたので簡単なコメントを添えて紹介したいと思います。
まずは動画から。カラーバリエーションは白、青、ピンクの3色ですが、残念ながらピンクのみ時間内にデモ機を確保できず映っていません。また、一部の動作シーンでセーフモードでの動作となってしまっている点にご注意ください。
これまでのGALAXYはギトギトのプラスティック背面にギラギラのシルバーフレームという安っぽいデザインでしたが、このGALAXY Jでは背面と側面を同じカラー・同じ素材で統一したことにより”塊感”が出て、非常に品のある外観に仕上がっています。
GALAXYシリーズとして初めて日本人デザイナーが1からデザインしています。スクウェア形状にしたのは、日本人がこういう形状をより好むということが調査の結果わかったからなのだとか。
側面がフラットになったことで厚みを感じますが、寸法上は8.6mm。十分な薄さです。実際持って操作してみても違和感はありません。
全色とおしてカラーリングは個性があり、背面のヘアライン模様も美しいです。
左側面にはボリュームボタンがあります。
右側面には電源ボタン。
上部にはオーディオジャックとリモコン用赤外線ポート、ワンセグ用アンテナがあります。
ボトムにはUSBポートとストラップホールがあります。これまでGALAXYシリーズにはストラップホールが備わっていなかったので、ストラップを使う人にとっては嬉しい変更点でしょう。
カメラ周りのリングは太く存在感のあるものになりました。
操作キーはシリーズ共通。左からメニュー、ホーム、バックで、ホームのみ物理ボタンになっています。ホームボタンの色は本体カラーごとに異なります。
発表前の報道で話題になった「緊急時長持ちモード」。電源ボタンの長押しで表示されるメニューから起動します。
有効にすると画面がモノクロ表示になり、UIもシンプルなものに差し替わります。
ブラウザまでもモノクロ表示に。AMOLEDは液晶と違い黒い部分は発光しないため、より高い省電力が期待できそうです。
このほか、ボリュームボタンのアップとダウンを3秒間同時に押し続けると、予め登録しておいた連絡先に現在地と緊急メッセージを送信する「安全サポート」なる機能も搭載されていました。
ディスプレイはいつもどおりのAMOLED。GALAXY S4などと同じクオリティーで、コントラストが高いので明るい壁紙もよく映えます。サンプル画像や動画を表示させてみても、のめり込まれるような迫力を感じます。
システム情報。Android4.3を初期搭載するのは本機種とGALAXY Note 3だけ。
3GBのRAMも唯一です。ひととおり動作させた状態でも1.5GBの空きがあります。ほかの機種は大体700~900MBくらいでしょうか。安定した動作が期待できます。
動作に関しては非常に軽快で、タッチパネルの追従性は他の機種よりわずかに優れているように感じました。今作ではGALAXYらしくハイスペックやハイパフォーマンスが維持されつつ、外観のデザインがよくなり、カラーもポップなライナップになったので、より幅広い層から受け入れられる機種になったのではないでしょうか。残念ながら防水には非対応ですが、「J2」、「J3」とシリーズ化するなかで、是非防水機能も盛り込んで欲しいところです。