ジャパンディスプレイは10月8日、タッチセンサー機能内蔵液晶モジュール「Pixel Eyes」の5インチFull-HD版の量産出荷を開始したと発表しました。
「Pixel Eyes」は、タッチパネルの機能をディスプレイそのものに取り込んだ同社独自製品。VGA+版、FWVGA版、qHD版、HD版に加え、今年5月にFull-HD版（1920×1080ピクセル、445ppi）が開発され、この度量産が開始されました。400ppiを超える5インチFull-HDの高精細パネルにタッチパネルの機能を取り込んだのは、世界初となります。
タッチセンサー機能を内蔵することで外付け部品としてのタッチパネルが不要になるため、薄型化や透過率・明るさの向上、および光学的な反射の低減といった効果をもたらします。また、独自開発のタッチ駆動方式により高いタッチ感度が実現されており、快適な使い心地を得られるとともに、ペン入力や、画面に触れずに入力するような新しいユーザーインターフェース実現の可能性が期待できるとしています。
6月に稼働を開始した第6世代の新ラインを始め、各ラインで”Pixel Eyes”の生産体制を整えているということです。
情報元：ジャパンディスプレイ
