パナソニックは10月2日、スマートフォンを子機として使える電話機「VE-GDW03DL」を発表しました。価格はオープンで、実勢価格は15,000円前後の見込み。11月14日に発売します。
この製品は無線LANに対応したコードレス電話機です。親機を家の無線LANネットワークに接続すれば、同一ネットワーク上にあるスマートフォンを最大4台まで子機にできます。スマートフォンには予め専用アプリをインストールしておく必要があります。
子機として登録されたスマートフォンでは、固定電話回線の着信を受けることができるだけでなく、スマートフォン内の電話帳を使って固定回線を使用した発信も可能です。発信時には画面上で「携帯電話回線」か「固定電話回線」かを選べるので、電話をかける相手ごとに使用する回線を使い分ければ、通話料金をお得にすることもできます。(ただし電話番号は当然使用する回線のものが相手方に通知される。)
親機にはUSB端子を搭載したスマホスタンドが設けられており、スマートフォンをスタンドに置きながらの充電が可能。スマートフォンを置かない時にはスタンドは収納できます。
子機として使える端末は、Android4.0以降を搭載し、Google Playに対応したスマートフォン/タブレット、またはiOS5.0以降を搭載したiPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPad、iPad mini。なお、受話口のないAndroidタブレットおよびiPadは、常にスピーカーホン通話となります。また、iOS版アプリでは固定電話回線通話中にiPhoneに着信があった場合、固定電話回線の通話は切断されます。
親機のサイズは約90×148×150mm。重さは約275g。無線LANはIEEE802.11 b/g/n準拠。専用子機が1台付属します。子機の使用可能距離は約100m。バッテリー動作時間は連続通話約5時間、待受は約150時間。
情報元:パナソニック