ソニー・コンピュータエンタテイメントが運営するPlayStation NetworkとQriocityに21日から接続障害が発生し一部機能が使えていない問題の件で、外部からの侵入による個人情報の漏洩が起こっていたことが分かったそうです。米国・欧州のPlayStation 公式Blog が明らかにしました。
Qriocityは昨日ソニーから発表されたSony Tabletとも連携して使われることになる動画・音楽配信サービスなので、Sony Tabletの購入を検討している人にとっても関連する話題となりそうです。
漏洩した可能性のある情報は氏名、住所、メールアドレスなどの基本情報のほかにログイン情報や購入履歴、クレジットカード請求先住所にまでのぼるとみられていて、かなり深刻な事態になってしまっているようです。クレジットカード番号も漏洩していないと断定することはできないとしています。
ソニー・コンピュータエンタテイメントはこの状況に対して、カード番号と有効期限が第三者に知られた可能性を考慮して行動するようにすすめているそうです。個人情報の一部を使った詐欺やなりすましに注意することも告げています。これはもちろん日本国内のユーザーにも関係することです。
こう行った情報や具体的な対処方法の案内はユーザーの登録メールアドレスに順次送信されるということなので、今後ソニーから送られてくるであろうメールにしばらく注意をしておく必要があります。
がんばれ、SCE!
※漏洩した数は7500万人分に達するようです。日経が報じています。なんということだ。