LGは9月23日、Androidスマートフォンの新製品として、縦横比4:3のディスプレイを搭載した「LG Vu 3」を発表しました。27日に韓国の主要キャリアを通して発売します。
「Vu」シリーズはサムスンの「GALAXY Note」の対抗機種として登場したのが始まり。本体に内蔵可能なペンと、大画面を活かした高度なペン操作、手書き入力が特徴です。
他のPhablet製品と異なるのは画面のアスペクト比で、スマートフォンでは珍しい4:3比率(1280×960ピクセル)を採用します。これにより、電子書籍やOffice資料、その他WebサイトやSNSなどが、縦画面でも横画面でも大きく表示されて非常に見やすいとされています。
第3作目となる今作では、前作よりも僅かに大きい5.2インチIPS液晶ディスプレイを搭載します。ディスプレイは大型化していますがベゼルは最小化されており、前作と同じ本体サイズが維持されています。
機能面ではフラグシップスマートフォン「LG G2」で搭載された新機能が追加されたほか、ペンを取り出すだけでメモ関連のアプリが自動起動するなど、ペン操作を軸にしたユーザーエクスペリエンスも向上しています。
基本スペックも高く、2.26GHzクアッドコアCPU(Qualcomm Snapdragon 800)、2GB RAM、1310万画素裏面照射型CMOSカメラ、Android4.2.2などを搭載。通信では下り最大150MbpsのLTE-Aにも対応。ほか、Bluetooth4.0、USB2.0、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n、A-GPS、SlimPort、NFCに対応します。バッテリー容量は2,610mAh。
サウンド面では音楽用CDを超える音質の音楽データであるハイレゾ音源(96KHz/24bit)に対応しています。
情報元:LG