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「Xperia Z1 タッチ&トライ」ブロガーミーティングに参加!「Z」持ちだからこそ欲しくなる完成度の高いスマートフォン

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ソニーモバイル主催の「Xperia タッチ&トライ」ブロガーミーティングに参加してきましたので、その内容の紹介や感想などお伝えしたいと思います。

今回のテーマは先日ソニーがドイツで発表した新作Androidスマートフォン「Xperia Z1」です。今秋以降、この日本でも発売される予定です。

Xperia Z1は昨日9月14日から東京・銀座のソニービルで一般向けのタッチ&トライイベントが開始されています。実は13日から既に実機に触れる形で展示されており、私もブロガーミーティングが行われる日の午前中に触りました。本記事ではその時に撮影した写真・動画も含めて掲載しています。

製品説明

まずはXperia Z1の製品説明から。Xperia Z1はこれまでのモデルと何が違うのかをおさらいします。

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カメラやディスプレイ、エンターテイメントなど、ソニーの各分野の技術を全部使って、ソニー史上最高のスマートフォンを作ろうという考えのもと作られた第1作目が、この「Xperia Z1」です。

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ボディーは引き続き”オムニバランスデザイン”が採用されXperia Zと非常によく似たものとなっていますが、今作ではアルミ板から削りだした繋ぎ目のないフレームを採用し、高級感や存在感といったものが高められています。

カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色。Xperia Zと同じカラーラインアップですが、進化を表現するために色味が変えられています。特にパープルはかなりの変化があり、青味が強くなり、また鏡面感を出した仕上がりになっています。これによって、性別・年齢問わず好まれるカラーになっているとのこと。

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本モデルの1番のセールスポイントは「カメラ性能」です。ソニー製レンズ、ソニー製CMOSセンサー、ソニー製画像処理エンジンをZ1のために1から開発して搭載。これによりコンデジと同等のカメラを搭載できたとのこと。3倍までの無劣化ズームにも対応しています。

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スマートフォンならではのカメラ機能も充実しました。撮影中の動画をFacebookでリアルタイム配信する機能や、61枚の写真を瞬間的に撮影して好みの写真が選べる機能、仮想のオブジェを現実に重ねてユニークな撮影をする機能などがあります。

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ディスプレイは5.0インチ・フルHD液晶です。液晶テレビ「ブラビア」などで使われているTRILUMINOSディスプレイをスマートフォンに最適化した「TRILUMINOSディスプレイ for Mobile」を採用しています。

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ディスプレイで一番進化した点は、高画質エンジン「X-Reality for mobile」を搭載したところ。超解像技術の「ピクセル補完」と呼ばれる技術をスマートフォンで初めて実現。絵の粗い動画にこれをかけることで、本来あったであろうピクセルをリアルタイムで補完し、鮮やかでイキイキとした映像を表示します。これは端末内の動画のほか、YouTubeなどのインターネットの映像にも適用することができます。

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Xperia Zとのスペック比較表です。進化した部分は赤字になっています。カメラやディスプレイ以外では、CPUとバッテリー容量が大幅に強化されています。

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一部アクセサリー類も紹介されました。卓上ホルダは形状・仕様を一新。接点にマグネットを採用したことにより、スムーズな着脱が可能となりました。また、対応ケースでは、スマートフォンにケースを着けたままの着脱も可能となっています。

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こちらは「スマートイメージングスタンド」という新しいアクセサリー。顔を認識して自動で顔を追ったり、笑顔になった瞬間にシャッターを切るといったことができます。

実機レビュー:外観/インターフェース

Xperia Z1の外観を動画に収めてきましたので是非ご覧ください。

全体的な形状はXperia Zとかなり似ていますが、アルミフレームになったことで側面の印象はがらりと変わりました。ラグジュアリー感が薄れ、”ハイテクな機器”というイメージがやや強くなったような気がします。

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左がXperia Z1、右がXperia Z。縦に大きくなったが持ちやすさは維持。

筐体サイズはXperia Zから少し大きくなっていますが、側面は丸みを帯びているので手の中に収まりやすく、また、ディスプレイ面や背面との境に段差がないため、まるで平たい滑らかな石を持っているような心地良い感触を受けました。そのためか、数字よりもだいぶ軽く感じました。

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左がXperia Z1、右がXperia Z。共にパープル。

カラーに関して、パープルは個性的で好感が持てました。Xperia Zのパープルとは色味が全く異なります。青味が増し、さらに鏡面感が出たことにより、ポップな印象になりました。個人的にはフレームの色も含めてXperia Zのパープルの方が好みでしたが、ここは人によって評価が分かれそうです。ホワイトは側面のシルバーと相性が良く、Xperia Zのホワイトよりも大幅に質感が向上したように感じました。ブラックはディスプレイとフレームの境のプラスティック部分が少しチープな印象を受けました。

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通知ランプは大きくなり、場所も中央になったので視認しやすくなりました。

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オーディオジャックがキャップレスになりました。配置が右から左へ移っています。

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スピーカーはメッシュデザインになったことでインパクトが増しました。背面上部にもう1基スピーカーを備えており、ステレオ再生が可能です。

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右側面には電源ボタン、ボリュームボタン、カメラボタン、それにキャップ付きのSIMカードスロットがあります。

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上がXperia Z1、下がXperia Z。電源ボタン、ボリュームボタンが小さくなった。

電源ボタン、ボリュームボタン共にXperia Zよりもサイズが小さくなり、特にボリュームボタンは少し押しにくくなりました。

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左側面にはキャップ付きのmicroSDカードスロット、microUSBポート、それにクレードル用端子があります。

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USBポートが手と干渉しそうな位置に来ましたが、私の手の大きさ・握り方ではセーフでした。USBケーブルがL字でなければ全く問題なさそうです。

実機レビュー:ホーム画面

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写真では伝わりませんが、触れ込みのとおり映像が1段階綺麗になっているように感じました。

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ホームアプリは大きな変化はありませんが、カメラモードごとのアイコンが並ぶウィジェットなど、細かいところで使い勝手が向上しています。

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アプリ一覧画面は大きく変化していて、画面左端からスワイプで呼び出すサイドメニューに対応しました。検索や並び替えなどのメニューがまとめられています。

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アプリ履歴とスモールアプリのUIも変化しました。アプリ履歴には「全て削除」のボタンが表示されていませんが、国内版では実装される可能性があるとのことでした。

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通知エリアです。設定ボタンは内容を変更することができ、表示も2段まで増やせます。

実機レビュー:本体設定/端末情報

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メニューは背景色が白になりました。

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通話設定では「イコライザー」、「スピーカー音拡張設定」、「ゆっくりモード」という通話を補助するための機能が追加されていました。

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画面設定では「モバイルブラビアエンジン」が「X-Reality for Mobile」に変化。「バックライト最適化」や「スクリーンセーバー」が追加された一方で、「ホワイトバランス」の項目は削除されています。

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電源管理では「STAMINAモード」が追加されました。しかし国内版では実装されるかどうかまだ未定だということです。

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ストレージは空き容量が11.36GBとなっていました。

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RAMはひと通り基本のアプリを起動した状態で826MBの空きとなっていました。

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展示されていたモデルはグローバル版の「C6903」。国内版では仕様が若干異なる場合があるということでした。AndroidバージョンはAndroid4.2.2、ビルド番号は14.1.G.2.187、カーネルバージョンは3.4.x系となっていました。ちなみにAndroid4.3へのバージョンアップについては、実施有無・時期ともにノーコメントでした。ただ、常に検討はしているとのことでした。

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カメラのUIはこんな感じです。モード切り替えボタンが右下に移動し、格段にアクセスしやすくなりました。状況に応じて即座にモード変更ができるのは嬉しいところ。設定関連のボタンは左側にまとめられ、わかりやすくなりました。

実機レビュー:操作性/動作速度

ホーム、ブラウザ、カメラ、アルバムなど、実際に動作させてみた動画です。動作速度、滑らかさ、UIなどざっくりと確認することができます。

次はXperia Z SO-02Eとの動作比較。アプリの起動やホームへの遷移速度、アニメーションの滑らかさなどが確実に向上しています。カメラの起動速度が大幅に改善しているのは嬉しいです。

おまけとして、起動と終了の様子を収めた動画も貼っておきます。

雑感

今使っているXperia Zにデザイン、性能ともに満足しているのでそれほど物欲が沸かないと思っていましたが・・・・・・・、ダメでした。Zを持ってるからこそ、Z1が欲しくなる。それは、Zの良い部分をきちんと継承しつつ、動作速度やキャップレス防水など不満だったところが見事に解消されているからです。現Zユーザーとして、「買って間違いがない」という意味でこれほど人に勧められる機種は他にないと言えます。それほど完成度の高いスマートフォンに仕上がっています。

また、Xperia Z1の登場によって、ソニーの将来のスマートフォンにも期待が持てました。今回はXperia Zから大幅なデザインの変更や目を見張るようなユニークな機能の追加はなく、現行モデルのブラッシュアップ版という感も否めませんが、「One Sony」が今後さらに加速することによって、次期製品では間違いなく驚くような成長が見られると確信できたからです。

Xperia Z1から始まる新しいXperiaシリーズの展開。国内だけではなく、グローバル市場での躍進も期待できるのではないでしょうか。

3件のコメント

  • 文中にある、『背面上部にもう1基スピーカーを備えており、ステレオ再生が可能です』の部分ですが、背面上部のスピーカーとは、具体的にどの部分にあるのでしょうか。写真や動画ではちょっと分からないのですが・・・。

    • とても分かりにくいのですが、背面上部中央にある小さな窪みです。

      • 通知LEDの真裏の部分でしょうか?あそこがスピーカーでステレオ再生を実現させたんですね。面白い仕組みです。教えていただき、ありがとうございました。(もし違う部分の話でしたらご指摘ください)