Nexus 7、新・旧で機能の違いを再確認してみた

Nexus 7の2012年版と2013年版で、搭載されている機能にどのような違いがあるのか調べてみました。

まずは背面カメラの有無です。2013年版では背面に500万画素のカメラが追加されました。タブレットでカメラを使用するシーンは多くはないかもしれませんが、被写体を大きな画面で確認しながら撮影できるというスマートフォンには無い楽しみ方もできます。

Nexus 7で撮影した写真。曇り空の下でも割と満足のいく写真が撮れた。

端末の上下に1基ずつスピーカーが備わり、ステレオでの臨場感あるサウンド再生が可能になりました。フラウンホーファー開発のバーチャルサラウンドへの対応も果たしています。

2013年版ではディスプレイ下に通知ランプが搭載されました。いちいち光るのが煩わしい時には設定から通知をOFFにすることもできます。

設定に「ワイヤレスディスプレイ」という項目が追加されました。2012年版では対応していなかった「miracast」に対応し、テレビなど外部モニターへのワイヤレス出力が可能となっています。ONにするとクイックセッティングにも表示されるようになります。

2012年版はMHLにも対応しておらず外部ディスプレイへの出力が難儀でしたが、2013年版でSlimPortに対応しました。Nexus 7のUSBポートからSlimPortアダプタを介して外部モニターのHDMIに接続することで最大1080pでの動画再生が可能です。

Qi準拠のワイヤレス充電に対応しました。充電パッドにNexus 7を置くだけでワイヤレスで充電することができます。

新たにWi-Fi（無線LAN）の5GHz帯に対応しました。電波干渉の少ない5GHz帯を使うことで通信の安定化と高速化が期待できます。

このほか、BluetoothがLow Energy対応の「ver4.0」になっています。

USBは2012年版同様ホスト機能に対応しておりUSBキーボードやマウスが利用できますが、外部メモリーとのアクセスは制限されているようで、接続しても使用することができませんでした。

動作に関わるスペックの違いは別記事で紹介したとおり。全体的にレスポンスが向上し、より快適になっています。