モトローラがアンドロイドを搭載した2つの新機種を開発中らしく、そのスペックの一部がリークされたようです。それによるとこれら端末には次期Tegraである「Tegra3」が搭載されているとのことです。
開発コードネーム「Kal-El」で知られるTegra3は、NVIDA社製の次期SoC(システムオンチップ)です。コア数が2から4(クアッドコア)になり、さらに周波数も1.5GHzとなります。総合的なパフォーマンスは現行のハイスペック機に使われているTegra2の約5倍とされています。
そんなTegra3を搭載していると言われる開発中の端末は、「Motorola Bullet」と「Motorola Jet」という2つの端末で、Bulletは一般的なフルタッチ式のモデル、Motorola Jetはフルモデルチェンジされたキーボード搭載モデルだということです。
共通するスペックは、Tegra3 クアッドコアCPUを搭載し、1.5GBのRAM、16GBの内蔵ストレージ、NFCチップ、1200万画素のカメラを搭載しているそうです。LTEにも対応するとのこと。ディスプレイの解像度はqHD(540×964)で、Bulletが4.3インチ、Jetが4.0インチとなっています。バージョンは不明ですが、OSにはAndroidが搭載されるだろうということです。Jetに搭載されるキーボードはチクレットスタイル(ゴム製の小さなキー)のようだといいます。
発売時期は来年2012年の第一四半期だと言われているそうです。
先日もサムスンが2GHzCPUを搭載した端末を開発中だというニュースがあり話題になりましたが、どうやら来年は2GHzクラスの周波数や、クアッドコアのCPUが続々と登場しそうです。ディスプレイ解像度もqHD(540×964)がハイエンドの定番になってきそうです。