信越化学工業がスマートフォンなどで使われるリチウムイオン電池の容量を最大10倍にする新材料を開発しました。
開発されたのは、電池内で電気を蓄えるために必要なシート状の材料です。現在は炭素系材料が使われていますが、これをシリコンで代替。シリコンは炭素系材料に比べて高価ですが、電気を10倍程度蓄える特性があり、スマートフォンに搭載すれば使用時間を延ばしたり、電池を小型にしたりできます。
量産は3~4年後を計画しているそうです。信越化学は試作品を開発し、すでに国内外の電池メーカーに出荷を開始。2014年までに電池材料の実験施設をつくり、使用時の劣化や生産コストなど、量産に向けた課題を電池メーカーなどと協力して克服するということです。
情報元:日本経済新聞
今までいろんな技術が出てきたけどこれは実用化されるのかな…?