LG電子は20日、同社”Gシリーズ”の次回作にQualcommの最新プロセッサ「Snapdragon 800」を採用することを正式に発表しました。
Snapdragon 800はQualcommの最新・最上位のモバイル向けプロセッサです。Krait400 CPUやAdreno330 GPUを搭載し、前世代の「S4 Pro」プロセッサに比べて最大75%高いパフォーマンスを誇るとされています。通信においても最大150Mbpsまでの高速通信が可能な「LTEAdvanced」をサポートします。
LGはこのプロセッサを搭載した次期”Gシリーズ”により、卓越した性能、豊富なグラフィック、そして最大化されたバッテリー効率などをもとに、スマートフォンの新しいユーザー体験を提供する予定としています。
ここで言う「”Gシリーズ”の次回作」とは、これまで噂されてきた「LG G2(Optimus G2)」のことを指しているものと思われます。LGのAndroidスマートフォンの次期フラグシップモデルであり、5.0~5.2インチのFHD液晶や、2GBのRAM、1,300万画素カメラなどを搭載すると伝えられています。発売は今年の9月ころになるらしく、日本でも発売される可能性があります。
なお、同社はこれまでAndroidスマートフォンのハイスペックモデルを”Optimus G”シリーズとして展開してきましたが、最新の情報によれば、次回作より「Optimus」というブランド名が撤廃され、新しいブランド名が採用されるそうです。この情報の真偽は不明ですが、この度の発表でも何故か”Optimus”の名前が使われていないところをみると、可能性は高いように思えてきます。
情報元:LG