家電、カメラ、IT、通信機器などの販売データを提供するGfK Japanは、2011年4月11日~2011年4月17日までのケータイ売れ筋ランキングを発表しました。
4月15日に発売されたauのEVO WiMAXの売れ行きと、発売日から首位を独走するXperia arc SO-01Cの順位の行方が気になるところです。
ランキングは以下のとおりです。
順位 | 前回 | 推移 | 機種 | キャリア |
1 | 1 | → | Xperia arc SO-01C | NTTドコモ |
2 | 5 | ↑ | P-07B | NTTドコモ |
3 | 3 | → | iPhone 4(16GB) | ソフトバンク |
4 | 2 | ↓ | MEDIAS N-04C | NTTドコモ |
5 | 6 | ↑ | iPhone 4(32GB) | ソフトバンク |
6 | 4 | ↓ | REGZA Phone T-01C | NTTドコモ |
7 | 9 | ↑ | REGZA Phone IS04 | au |
8 | 初 | 初 | HTC EVO WiMAX ISW11HT | au |
9 | 8 | ↓ | IS05 | au |
10 | 7 | ↓ | SH009 | au |
Xperia arc SO-01Cが今週も首位をキープしています。ケータイWatchの4月14日調査結果によると、調査店舗での在庫が切れて売り切れになっていたということでしたのでどうなるのかと思っていましたが、大丈夫だったようです。いろいろなサイトやブログ、雑誌などでの取り上げられようが半端ではありません。ワンセグ・おサイフ機能等を搭載しないにも関わらずここまで売れるのは、ソニー・エリクソンというブランド力、端末デザインのインパクト、ディスプレイの美麗さなどで、見たものを虜にしてしまう力があるからなのだと思います。
4月15日に発売されたばかりのau「HTC EVO WiMAXS ISW11HT」が8位に入っています。集計期間が4月17までと短いにも関わらずきちんとランクインしてきたのは、「WiMAX×テザリング」というどちらも日本初の強烈なインパクトがあったからなのかもしれません。
フィーチャーフォンのP-07Bが2位に急浮上してきています。機能的にはごく一般的ではありますが、シンプルさとカラーバリエーションの豊富さで男女問わず人気があるのだと思います。震災の影響で買い替えが促進されているということなので、もともとの人気の高さに一気に拍車がかかっているものと思われます。「オートecoモード」なる省電力機能があるのが良いですね。
先々週から息を吹き返しているドコモ版REGZA Phone T-01Cは今週も順位をキープできているようです。その下にはau版REGZA Phone IS04がいるので、REGZA Phone全体の人気が根強いことが分かります。Xperia acro登場までは順位を維持するのかもしれません。(角度はかなり低いですが、Android2.2を飛び越えて2.3に一気にアップデートされるなんていう噂話もあります)
MEDIAS N-04C、iPhone4、IS05もさほど大きな変動なくTOP10に居続けています。IS05の落差が少し気になるところです。
全体的にも一部を除いてあまり大きくな変動はありませんでしたが、夏モデル登場まで新機種の投入はありませんので、まだしばらくこんな状態が続きそうです。
情報元:GfK Japan