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富士通のアンドロイドスマートフォン「F-12C」は、防水・防塵&使いやすさを重視した設計に

NTTドコモから夏モデルとして発売が予定されている富士通製アンドロイドスマートフォン「F-12C」のスペックが明らかになりました。

富士通単独でリリースする初めてのアンドロイド搭載スマートフォンだけに仕様が気になります。特徴を押さえてみました。

スペックは下記のとおりです。

  • OS:Android2.3(Gingerbread)
  • ディスプレイ: 3.7インチ 800×480(WVGA)
  • サイズ: 119×60×9.9mm
  • 重量: 110g以下
  • カメラ(メイン): 810万画素COMS オートフォーカス、LEDフラッシュ付
  • カメラ(サブ):30万画素
  • 無線LAN:WiFi 802.11 b/g/n
  • Bluetooth: ver2.1+EDR
  • センサー: A-GPS, ジャイロスコープ, デジタルコンパス, 光センサー
  • カラー: ブラック、ローズゴールド
  • その他: 防水、赤外線、おサイフケータイ、QRコード対応、文字入力システムATOK、オリジナルUI「NX! comfort UI」搭載

Galaxy Sよりも一回りコンパクトなボディーに、3.7インチWVGAディスプレイを搭載しています。重量は110gと、あのMEDIAS N-04Cの105gに迫る軽さです。

搭載OSは最新のAndroid2.3(Gingerbread)。CPU、内部メモリーは不明です。カメラは810万画素CMOSでオートフォーカス、LEDフラッシュも備え、卒がありません。前面には30万画素のカメラを搭載します。

赤外線通信、おサイフケータイに対応しています。ワンセグは残念ながら非搭載です。今回リークされた画像の中には「テザリング対応」の文字は見当たりません。

防水・防塵仕様となっていて、その性能はIPX5/IPX8、IP5Xとなります。MEDIAS WP N-06C、AQUOS Phone SH-13CのIPX5/IPX7よりも浸水時の防水能力が高いです。防塵性能を表すIP5Xは、AQUOS Phone SH-13Cと同じです。

ユーザーインターフェースは独自の「NX! comfort UI」が採用されています。端末に話しかけるだけで使いたいアプリを起動させる機能や、通話中の状態であることを知らせる機能など、他の端末にはない使いやすさを重視した機能がいくつも搭載されています。

端末デザインは、英国で最も有名なスーツケースメーカー「GLOBE TROTTER」とのコラボレーションで生まれたとのことです。端末デザインへのこだわり、カラーラインナップ、そして「簡単さ」に力を入れたのは、メインターゲットを中高年男性に向けたからなのかもしれません。

大人が使うスマートフォン。どこかそんなイメージを抱きます。