4月14日、auのシャープ製Androidスマートフォン「IS03」に、ユーザー待望のAndroid2.1からAndroid2.2へのOSバージョンアップを含むメジャーアップデートが実施されました。
このアップデートによって加えられた追加・変更点を箇条書きでまとめてみました。参考にしたのはITmediaの記事です。
IS03 4月14日実施のアップデート内容
- Flash Player 10.1のサポート
- ブラウザ上のFlash動画(youtubeなど)がそのまま閲覧可能に
- アプリを端末本体からSDカードへ移動可能に
- アプリ、ブラウザ動作速度向上
- ピンチイン/ピンチアウトの指への追従性向上
- CDMA 1Xのエリアでのパケット通信が可能に
- 「EVRC-B」採用により通話品質向上
- 左側だけでなく、右側に傾けた際にも画面が自動回転する。
- 「ニュースと天気」アプリを搭載。
- Microsoft Exchangeの連携機能を強化。
- 数字+アルファベットのパスワードを使ったロック解除が可能に。
- Android マーケットでアプリの自動/一括アップデートが可能に。
- Google検索以外の入力画面でも音声入力が可能に。
- PCメールの文末に、送信者の所属や名前などの署名を自動で入力するよう設定できる。
- 同じ番号の発着信履歴を上書きせずに表示できる。
- 発着信履歴の保存件数が20件から100件に増加。
- 「電源ボタンで通話を終了」を設定すると、電源/ロックボタンを押すだけで通話が終了する。
- 【シャープ独自】起動中アプリの一括終了が可能に。
- 【シャープ独自】ステータス画面にWi-FiやBluetooth、自動画面回転などの項目を追加。
- 【シャープ独自】「赤外線送受信」アプリを搭載。
- 【シャープ独自】プロフィールのメールアドレスやチャットアドレスなどを複数行で表示できるようになる。
- 【シャープ独自】内蔵の「辞書」アプリに登録した単語テストの解答文を、スクロールして全文表示可能に。
- 【シャープ独自】これまで1つの項目だった「サウンド&画面設定」が、「サウンド設定」と「画面設定」の2つに分割される。
- 【シャープ独自】「設定」やブラウザのブックマークなどの背景色が、黒から白+青のグレデーションに変更される。
- 【シャープ独自】ソフトウェアキーボードを拡大表示できる。
- 【シャープ独自】英字を変換候補から選択した後に、自動で半角スペースが空く仕様をオフにできる。
- 【シャープ独自】iWnnがバージョンアップし、変換数が増加。
- 【シャープ独自】同報メールの返信に、差出人のみに返信する「返信」と、同報者全員に返信する「全員へ返信」が選べるようになる。
- 【シャープ独自】発着信履歴から発信して通話を終了した後に、もう1度発着信履歴の一覧に戻る。
- 【シャープ独自】ホーム画面表示中に側面の音量ダウンボタンを長押しすると、マナーモードを切り替えられる。
動作速度向上については、十分体感できるほどではあるが、劇的な向上とは言えない。一部の動作で、Android2.2搭載シャープ製スマートフォン「IS05」の速度に迫るが、完全に追いつけたわけではない。といったところでした。
また、Android2.2搭載のシャープ製端末「IS05」、「003SH」では端末単体でのスクリーンショットが撮れるが、Android2.2になったIS03では不可だったとのことです。
しかし残念な点を残しつつも、全体的にはユーザーが満足するアップデートになったのではないでしょうか。
なお、今回のIS03に続き、SH-03C、T-01C、IS04もAndroid2.2へアップデートされる予定となっています。