サムスンは5月13日、第5世代（5G）移動通信環境でデータを送受信することができる中核技術を世界で初めて開発したと発表しました。
5Gは現在の4Gよりも数百倍高速な次世代ネットワークで、実現すれば3D映画やゲーム、超高精細映像などのコンテンツをモバイル機器でより楽しむことができるようになります。5Gの最大伝送速度は数十Gbpsに達する見通しで、 超高精細映像ファイルもわずか1秒以内に送信することが可能です。
今回サムスンは、28GHzの超高周波帯域で、通信速度が1Gbps以上、最大2km離れた距離で通信することができる技術を開発し、実証することができたと発表しています。6GHz以上の超高周波を使って”毎秒ギガビット級”でデータを送受信することができる技術の開発は、世界でも初めてのことだといいます。
同社は2020年の商用化を目標に、同技術を含む第5世代移動通信の中核技術を本格的に研究・開発する計画としています。
