WiMAX対応アンドロイドスマートフォン「HTC EVO WiMAX ISW11HT」の発売日がようやく正式に決定しました。4月15日より全国のauショップで販売開始となります。
HTC EVO WiMAX ISW11HTは、国内初となる高速通信規格WiMAXに対応したアンドロイドスマートフォンです。昨年米国で発売され大HITを遂げたEVO 4Gをベースとしています。
人気の秘密はなんといっても高速通信WiMAXに対応していること。下り最大40Mbpsの高速通信で、ウェブブラウジングやファイルのダウンロードがこれまでよりも圧倒的に早くなります。仮にWiMAXが利用できないエリアに入ってしまった場合でもシームレスに3G回線に切り替わるようになっていますので、回線の切り替わりを意識すること無く利用できます。
また、高速通信を活かしたテザリング機能も大きな特徴の一つです。テザリングはルータのような役割を果たす機能で、EVO WiMAXの回線を使ってゲーム機などの通信機器を最大8台までネット接続させることができます。
心配されたWiMAXの料金ですが、月額500円が加算されるだけです。もちろん利用しなかった月は発生しません。サービス名としては「+WiMAX」となります。auでは2011年8月までの+WiMAX利用料金を無料にするキャンペーンを発表しています。
動作ですが、私が1週間試用してみた範囲では、現行モデルの中でもトップクラスのサクサク・ヌルヌル度合いだと感じました。当初はUSBケーブルを差しながら操作すると動作が異常に遅くなるバグがありましたが当然それも解決されています。何よりやっぱり通信が早いのが素晴らしいです。ウェブサイトの閲覧なら、動作の速さよりも回線の速さのほうが恐らく体感的には快適に感じると思います。アプリのダウンロードも早いですしね。
端末本体の価格は68.250円ですが、毎月の料金を一定額割引するサービス「毎月割」により大幅に割引されます。
- 新規 ・・・月額2,000円 (税込)→総額48,000円
- 機種変更 ・・・1,500円 (税込)→総額36,000円
つまり実質の負担額は、新規で20,250円、機種変で32,250円となります。ビックリするほど高くは無さそうです。
なお、高速通信が売りの本機ですので、WiMAXの提供エリアを事前に調べておく必要があります。
auショップでは事前にWiMAXでの通信状態を調べるための端末レンタルサービスを実施しています。身分証明書を提示することで最大1週間レンタルすることができますので、購入を検討している方は一度利用してみたほうがいいかもしれません。
情報元:KDDIプレスリリース