HTC初のタブレット端末「HTC Flyer」が欧州では5月9日から発売されるそうです。現地時間12日に開催されたHTCのプレスイベントの中で明らかにされました。
日本国内への投入も既に決定していますので、動向をしばらく追ってみようと思っています。
HTC Flyerは解像度1024×600(WSVGA)の7インチディスプレイを搭載した小型~中型に位置するタブレットです。ディスプレイはスタイラスに対応していて、冒頭の画像のように専用ペンを使用して手書きでの文字入力などを行うことができます。
端末サイズは195.4×122×13.2mm、重量は415gとなっており、携帯性に優れています。日本では先日ドコモから8.9インチのOptimus Pad(L-06C)、auから10.1インチのXOOM(TBi11M)が発売されましたが、7インチタイプは昨年発売されたGalaxy Tabしかありません。(※)携帯性に優れたこのタイプの需要は高く、人気が大きくなることが予想されます。
※そういえばauのSMT-i9100がありますし、キャリアを通さないものも含めれば相当数ありました。ボケ気味ですみません。
端末ボディーはアルミニウムで作られていて放熱性に優れているばかりか、ルックス面でも大きく貢献しています。HTC製の端末は個人的には気品が感じられて好きです。
搭載するOSのバージョンは発売開始時点ではAndroid2.3(Gingerbread)ですが、発売後早期にAndroid3.0(Honeycomb)にアップデートする予定だとHTCはFacebookの中でコメントしています。
プロセッサはQualcomm Snapdragon 1.5GHz(シングルコア)、RAMは1GB、ROMは32GB、メイン500万画素・サブ約130万画素のカメラを搭載しています。
高周波数のシングルコアを持ってきたところがいいですね。発熱は自慢のアルミニウムボディーで太刀打ちするとして、現状はマルチコアCPUに対応したアプリは数が少ないので高周波数のシングルコアCPUの方がパフォーマンスは上なのかもしれません。(電池食いそうだけど。)
オフィシャルプロモーション動画
スタイラスを使った操作が分かるハンズオン動画
情報元:EuroDroid