Android版Firefoxの最新ベータ版「ver 21.0」が公開されています。Google Playストアからダウンロードできます。
ver 21.0ではAndroidのデフォルトのフォントに代わり、オープンソースのフォントである「Charis」と「Open Sans」をFirefox用に最適化したものがユーザインターフェイスの表示に利用されるようになりました。これにより見た目の美しさと視認性が向上したとされています。
このほか、長押しでメディアファイルが保存できるようになったり、グラフィックに関する性能の向上、いくつかの不具合修正などが盛り込まれています。
このバージョンでの変更点
- Web コンテンツ表示用フォントとして、Open Sans と Charis が組み込まれました
- 長押しでメディアファイルが保存できるようになりました。
- Holo テーマに基づく Polished UI へ変更になりました。
- CSS -moz-user-select:none の振る舞いが -webkit-user-select:none 互換へ変更になりました。 (Bug 816298)
- グラフィックに関する性能が向上しました。 (Bug 809821)
- SpiderMonkey から E4X サポートが削除されました。
- リモートプロファイリングが実装されました。
- アドオン SDK ローダと API ライブラリが Firefox に統合されました。
- <input type=”time”> の DOM とコンテントが実装されました。(関連するバグ一覧)
- <main> 要素がサポートされました。
- style 要素の scope 属性が実装されました。プライベートデータ削除後にダウンロードマネージャが更新されない問題を修正しました。 (Bug 777639)
- 画面サイズの小さい端末でダウンロードマネージャやアドオンマネージャの画面で横スクロールが発生することがあった問題を修正しました。 (Bug 840593)